土日祝日も夜まで受付 毎日9:00〜21:00まで営業

デスクワークで肩甲骨の内側・背中が痛い方へ|座位と胸郭の動きから考える|両国・錦糸町の整体院

デスクワーク中に肩甲骨の内側や背中のつらさを感じる女性

デスクワークを続けていると、肩甲骨の内側や背中が張る、重くなる、痛くなる。そんなとき「猫背だから」「背中の筋肉が硬いから」と考える方は少なくありません。

しかし、デスクワーク中の肩甲骨内側・背中のつらさは、一つの姿勢や一つの筋肉だけで原因を決めることはできません。どのように座っているか、同じ状態がどのくらい続くか、座り直したり立ったりすると変化するか、胸郭や背中を動かしたときに症状がどう変わるかを合わせて確認することが大切です。

呼吸すると胸郭や肋骨は動きますが、「呼吸が浅いことが背中痛の原因」と決めることもできません。深く息を吸ったときに楽になる、反対に痛みが増えるといった変化も、身体を動かしたときの反応を見る一つの情報として扱います。

この記事の結論

背中を「正しい姿勢」に固定することより、座位・胸郭・腕・身体の動きを少し変えたときに、肩甲骨内側や背中の症状がどう変化するかを見ることが重要です。呼吸もその確認方法の一つであり、深呼吸そのものを背中痛の改善法とは考えません。

デスクワーク中に肩甲骨内側や上背部の張りを感じる状態

デスクワークで肩甲骨の内側・背中が痛いのは姿勢のせい?

姿勢は確認するポイントの一つですが、見た目だけで背中痛の原因は決まりません。

たとえば同じように背中が丸まって見えても、長く座るとつらい人、座り直すと楽になる人、腕を動かすと変化する人、身体をひねると楽になる人では、確認したい条件が違います。

  • どのような座り方で症状が出るか
  • 同じ座位がどのくらい続くとつらくなるか
  • 背もたれを使う、座り直す、立つと変化するか
  • 腕・肩・体幹を動かすと変化するか
  • 胸郭を動かしたときや呼吸したときに症状が変わるか

このように、姿勢の形だけではなく「症状が出る条件」と「条件を変えたときの反応」を見ることで、仕事中に何を見直すべきか整理しやすくなります。

肩甲骨の内側そのものが痛む理由や、首・肩・腕との関係を詳しく知りたい方は、肩甲骨内側・背骨の横の痛みについて解説した記事をご覧ください。

なぜ座っているだけでも背中がつらくなることがある?

「座ること自体が悪い」のではなく、身体の動きが少ない状態で同じ座位や上肢作業が続いているかを確認します。

デスクワークでは、重い物を持っていなくても、画面や手元へ注意を向けながら身体の前で腕を使い続けます。作業へ集中すると、座る位置や背もたれの使い方、身体の向きが長く変わらないこともあります。

座っている時間より「どう座り続けているか」を見る

同じ2時間のデスクワークでも、途中で身体の向きや座る位置を変えている場合と、ほとんど同じ姿勢のまま作業している場合では身体の使い方が違います。

そのため「何時間座ったか」だけでなく、座っている間に胸郭や背中を動かす機会があるか、身体をひねる・起こす・腕を下ろすといった変化があるかを確認します。

背もたれを使う・座り直す・立つと症状は変わるか

背もたれを使った方が楽な人もいれば、少し身体を起こした方が楽な人もいます。深く腰かける、座る位置を少し変える、一度立つなど、条件を変えたときの反応を見ます。

そこで症状が軽くなっても、「姿勢が原因だった」と証明されたわけではありません。身体の位置や支え方を変えると症状も変わるという、次の対策を考えるための情報になります。

マウスやキーボードの距離、前腕の支え方などを詳しく見直したい場合は、デスクワーク肩こりと巻き肩の記事で、腕の位置と支え方を詳しく説明しています。

肩甲骨・胸郭・胸椎はどのように関係している?

肩甲骨・胸郭・胸椎は完全に別々の部位ではなく、上半身の動きの中で互いに関係しています。

胸郭は肋骨・胸骨・胸椎などから構成される

胸郭は、肋骨、胸骨、胸椎などから構成されます。身体をひねる、起こす、腕を動かす、呼吸するといった動作に合わせて、それぞれが一つのまとまりとして動きます。

肩甲骨は胸郭の上で位置を変えながら腕の動きに関わる

肩甲骨は胸郭の後ろ側に位置し、腕を前へ伸ばす、上げる、後ろへ回すといった動きに合わせて位置や向きを変えます。そのため、肩甲骨内側がつらい場合でも、肩甲骨だけを単独で考えるのではなく、胸郭・胸椎・肩や腕の動きとの関係を確認します。

ただし、胸郭の動きにくさが見つかったからといって、「胸郭が硬いから背中が痛い」とは判断しません。痛みの場所、圧痛、座位、腕の動き、身体をひねったときの反応などと合わせて見立てます。

胸椎・肋骨で構成される胸郭と肩甲骨の位置関係

呼吸すると胸郭・背中はどう動く?

呼吸に伴って胸郭や肋骨は動きます。ただし、呼吸の仕方だけで背中痛の原因を決めることはできません。

呼吸は胸郭を動かす動作の一つ

息を吸うときと吐くときには、胸壁や肋骨周囲が動きます。そのため、肩甲骨内側・背中の症状を確認するときに、普通に呼吸したとき、少し深く吸ったとき、吐いたときで症状が変わるかを見ることがあります。

これは肺活量や呼吸器機能を測るためではなく、胸郭や背中が動いたときに、本人が感じている症状がどう変化するかを見るためです。

「呼吸が浅いから背中が痛い」とは判断しない

呼吸が浅く感じる背景には、痛みがあって深く吸いにくい、長時間座位で胸郭を動かす機会が少ない、集中中に本人が小さな呼吸をしているなど、さまざまな状況があります。

そのため、見た目や一度の呼吸だけで「呼吸が浅い」と決めたり、「浅い呼吸が背中痛を起こしている」と逆算したりしません。

呼吸が浅く感じること自体と、姿勢・胸郭との関係を詳しく知りたい方は、呼吸が浅く感じる人の姿勢と胸郭の記事をご覧ください。

息を吸う・吐く動作に伴って胸郭や肋骨が動く様子

深呼吸で背中の痛みが変わるときは何を見る?

深く吸って楽になる場合も、痛みが増える場合も、その変化を身体評価の情報として扱います。変化したことだけで原因を決めません。

深く吸うと少し楽になる場合

深く息を吸うことで胸郭や背中の動きが変わり、一時的に張りや重さが軽く感じる人もいます。この場合に分かるのは、胸郭・背中を動かしたことで症状も変化したということです。

「楽になったから呼吸の浅さが原因だった」「深呼吸を続ければ改善する」とは判断しません。身体をひねる、姿勢を変える、腕を動かすなど、別の動作でも症状が変わるか比べます。

深く吸うと痛みが増える場合

深く息を吸うと肩甲骨内側や背中の痛みが強くなる場合、筋肉・肋骨周囲・胸郭の動きと関連して症状が変わることもあります。ただし、呼吸で痛いことを理由に筋肉や姿勢の問題と決めつけることはできません。

胸痛、強い息苦しさ、急な呼吸困難、発熱、咳などの呼吸器症状、急に始まった強い背中痛などを伴う場合は、後ほど説明する医療優先サインを確認してください。

座位・立位・ひねり・腕の動きでも比較する

呼吸だけを特別な検査にするのではなく、座った状態と立った状態、身体をひねったとき、腕を動かしたときなども比べます。複数の条件で症状がどう変わるかを見ることで、一つの原因に決めつけずに現在の身体的負担を整理できます。

一つの「正しい座り方」に固定しなくてよい

デスクワーク背部痛では、一つの理想姿勢を長く守ることより、無理なく姿勢を変えられることを重視します。

背もたれは使っても、使わなくてもよい

「背もたれを使うと姿勢筋が弱る」「背もたれへ密着するのが正しい」と一律には考えません。背もたれへ身体を預けた方が楽なのか、少し離した方が動きやすいのか、座り直したときに背中の感じがどう変わるかを見ます。

胸を張り続ける必要はない

背中が丸まって見えると「胸を張らなければ」と考えやすいですが、強く胸を張り続けると、腰を反る、肩を後ろへ引き続ける、首へ力が入るなど、別の場所へ負担が移る人もいます。

目標は姿勢を一つの形へ固定することではなく、仕事を続けながら必要に応じて座る位置や身体の向き、胸郭や腕の使い方を変えられることです。

同じ座位を続ける状態と座り直す・立つなど姿勢を変える状態の比較

仕事中にできる座位・胸郭の小さな調整

仕事中の対策は、深呼吸を繰り返すことではなく、同じ座位から一度身体を動かして条件を変えることが中心です。

  • 一度座り直して、身体を預ける位置を変える
  • 必要に応じて背もたれを使う
  • 一度立って、座位から身体の状態を変える
  • 腕を身体の前から一度下ろす
  • 肩を痛くない範囲で軽く回す
  • 胸郭を左右へ軽くひねる
  • 背中を痛くない範囲で軽く伸ばす
  • 呼吸を使う場合は、痛くない範囲で胸郭が動くのを感じる程度にする

呼吸を使うなら、一度背もたれから身体を離し、無理のない範囲でゆっくり息を吸ったり吐いたりしながら胸郭を動かします。目的は「深い呼吸を身につけること」ではなく、同じ座位から身体を一度動かすことです。

動かすことで痛みが明らかに増える、しびれが強くなる、力が入りにくくなる場合は中止してください。強く肩甲骨を寄せる、痛いほど伸ばす、強く押し続ける必要はありません。

呼吸すると背中が痛いとき、医療機関を優先した方がよい症状

呼吸で背中が痛む場合は、「デスクワークの姿勢や筋肉の問題」と自己判断しないことが大切です。

特に次のような症状がある場合は、整体より医療機関で身体の状態を確認することを優先してください。

  • 胸の痛みを伴う
  • 強い息苦しさ、急な呼吸困難がある
  • 発熱がある
  • 咳など明らかな呼吸器症状と背中痛が同時にある
  • 急に始まった強い背中痛がある
  • 転倒・事故など大きな外傷のあとから痛む
  • 痛みが短時間で急速に悪化している
  • 腕や手の筋力低下が進んでいる
  • 強いしびれ・感覚低下がある
  • 急な全身状態の変化がある

呼吸時の痛みには筋骨格系以外の状態が関係することもあるため、胸痛や呼吸困難、発熱などを伴う場合は受診を優先します。疾患名を自分で当てはめるより、症状の組み合わせと急な変化を受診判断に使ってください。

呼吸時の背中痛で胸痛・息苦しさ・発熱など医療機関を優先する症状

墨東メディカル整体院ではデスクワークの背中痛をどう確認する?

墨東メディカル整体院では、背中の硬さだけを見るのではなく、普段のデスクワークと症状がどう結びついているかを確認します。

問診で症状が出る条件を整理する

まず、痛む場所や左右差、いつから始まったか、急に始まったか、PC作業や座位でどう変わるかを確認します。

  • 肩甲骨内側か、背骨寄りか、より広い背中なのか
  • 左右どちらか、両側か
  • 長く座ると出るか、座ってすぐ出るか
  • 姿勢を変える、立つ、腕を動かすと変化するか
  • 深く息を吸う、吐くと症状が変わるか
  • 胸痛、咳、息苦しさ、発熱、しびれ、外傷などがないか
  • 医療機関で説明を受けている内容があるか

座位・胸郭・肩甲帯・身体の動きを確認する

必要に応じて普段に近い座位を再現し、背もたれや身体の位置、胸郭、肩甲帯、肩・腕、頚部の状態を確認します。また、胸椎や胸郭の可動性、筋肉・軟部組織の緊張、圧痛なども症状と照らし合わせます。

ここでも「胸郭が硬いから痛い」「猫背だから痛い」と決めるのではなく、座位や動作を変えたときの反応と合わせて考えます。

呼吸は症状変化を見る動作として使う

普通に呼吸したとき、少し深く吸ったとき、吐いたときに、胸郭・背中・肋骨周囲の動きと本人の症状がどう変わるかを確認することがあります。

その変化を、座った状態、立った状態、身体をひねった状態などと比較します。目的は呼吸器の診断ではなく、身体を動かしたときの症状変化を見立てに使うことです。

座位・身体のひねり・腕の動き・呼吸で背中の症状変化を確認する様子

胸郭肩甲帯を中心に見立て、必要な施術と仕事中の調整を行う

見立てでは、一つの姿勢名や一つの部位ではなく、症状・座位・動作・圧痛・本人の感覚を組み合わせます。

三層重心連動構造では胸郭肩甲帯を中心に見る

当院では、身体を頭部・胸郭肩甲帯・骨盤の三つの領域から整理する「三層重心連動構造」を臨床上の見立てに使用しています。

No.29では特に胸郭肩甲帯を中心に、長時間の座位や上肢作業の中でどのように位置し、動いているかを確認します。必要な場合には頭部や骨盤との関係も見ますが、「三層の歪みが背中痛の原因」と決めるためのものではありません。

姿勢全体と当院の見立て方については、姿勢矯正・姿勢改善の専門ページで詳しく説明しています。

見立てに応じて施術する

確認した内容に応じて、胸郭、胸椎周囲、肩甲帯、頚部、肩周囲、必要な筋肉・軟部組織や関節へ施術します。

硬い場所をすべてゆるめる、肋骨を「正しい位置」へ戻す、横隔膜をゆるめればよいといった画一的な施術ではありません。現在の症状と動作に関係する身体的な負担を整理し、必要な介入を選びます。

仕事中の負荷を調整する

施術だけでなく、必要に応じて座り直し、背もたれの使い方、身体を動かす機会、腕を下ろすこと、胸郭を動かすことなどから、その人の仕事で実践しやすい方法を選びます。

大切なのは「良い姿勢を守り続けること」ではなく、仕事の中で症状が増えにくい条件へ調整できることです。

施術直後だけでなく、実際に仕事をした後で再評価する

デスクワークが主な誘発条件なら、院内で一度楽になったことだけで終わらせず、実際に仕事をしたあとの状態まで確認します。

院内では、施術前に確認した座位、身体をひねる動き、腕の動き、呼吸、本人が痛みを感じる動作などを施術後にもう一度比べます。

さらに次回来院時には、実際のデスクワークをしたあとにどうだったかを確認します。

  • 座ってから肩甲骨内側・背中がつらくなる状態
  • 肩甲骨内側の張り方や背中の重さ
  • 座り直したときに症状が変わるか
  • 仕事後に以前と同じつらさが残るか

変化が小さい場合も重要な情報です。その場合は、見立てや確認する動作、仕事中の負荷調整を見直し、次の改善計画へ反映します。

問診・座位と胸郭肩甲帯の確認・施術・仕事後の再評価までの流れ

まとめ|背中痛を姿勢や呼吸だけで決めず、動かしたときの変化を見る

デスクワークで肩甲骨の内側や背中が痛くなるときは、「猫背だから」「背中の筋肉が硬いから」「呼吸が浅いから」と一つの原因へ決めつけず、座位・胸郭・腕・身体の動き、呼吸時の症状変化を組み合わせて確認することが大切です。

仕事中には、一つの正しい姿勢を保ち続けるより、座り直す、立つ、腕を下ろす、胸郭や背中を痛くない範囲で動かすなど、身体の条件を小さく変えてみてください。呼吸を使う場合も、深呼吸そのものを目的にせず、身体を動かす方法の一つとして行います。

胸痛、強い息苦しさ、急な呼吸困難、発熱、急に始まった強い背中痛、進行する筋力低下や強いしびれなどがある場合は、デスクワークの負担と自己判断せず医療機関での確認を優先してください。

デスクワークをすると肩甲骨の内側・背中のつらさを繰り返す方へ

胸痛・息苦しさ・発熱など医療機関での確認を優先した方がよい特徴がなく、仕事姿勢や身体動作と関連して症状が繰り返している場合には、整体で身体的な負担を確認できます。

墨東メディカル整体院では、問診、座位・作業姿勢の確認、胸郭・肩甲帯・動作の確認から現在の状態を見立て、必要な施術と仕事中の負荷調整を行い、実際にデスクワークをしたあとの変化まで再評価します。

完全予約制です。LINEでは、現在の症状と「座っているとどのあたりがつらいか」「呼吸や姿勢変更で症状が変わるか」などをお送りいただくと、ご相談がスムーズです。

電話:080-6736-2330
受付時間 9:00〜21:00/最終受付 通常20:00・初診19:00/不定休

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!