土日祝日も夜まで受付 毎日9:00〜21:00まで営業

腰痛と坐骨神経痛が同時に出るとき|腰と脚の症状をどう整理する?|両国・錦糸町の整体

腰痛とお尻から脚への痛みやしびれが同時にあるとき腰と脚の症状を分けて考えるイメージ

腰も痛い。さらに、お尻から太もも、ふくらはぎ、足先にかけて痛みやしびれもある。

このような状態になると、「腰痛と坐骨神経痛は同じ原因なのか」「ヘルニアなのか」「どちらを先に考えればよいのか」と迷う方は少なくありません。

結論から言うと、腰痛と坐骨神経痛は同時に出ることがあります。ただし、腰の痛みと脚の痛み・しびれを最初から一つの原因としてまとめないことが重要です。

腰椎椎間板ヘルニアなど、一つの病態から腰と脚の両方へ症状が出る場合もあります。一方で、腰の局所的な痛みと脚の神経症状、あるいは股関節など別の場所から出る痛みが重なっていることもあります。

まず「腰はどう痛むのか」「脚には何が起きているのか」を分けて整理する。これが、原因や対処を考える最初の一歩です。

腰痛と坐骨神経痛は同時に出ることがあります

腰痛と、お尻から脚へ広がる痛み・しびれは同時に起こることがあります。

たとえば腰椎椎間板ヘルニアでは、腰痛とともに神経根へ影響が及び、臀部や脚へ痛み・しびれなどが出ることがあります。

ただし、腰が痛くて脚もしびれるという事実だけでは、両方が同じ原因から起きているとは決められません。

腰痛と臀部から脚への痛みやしびれが同時にある状態を腰・臀部・脚に分けて示した図
腰痛と脚症状が同時にある状態

そのため、最初から「腰痛+坐骨神経痛」という一つの症状として扱うのではなく、腰と脚をいったん分けて確認します。

まず「腰の痛み」と「脚の症状」を分けて整理する

「腰も脚もつらい」と一括りにすると、どの症状が変化しているのか分かりにくくなります。

まず次のように分けます。

腰はどこが、どう痛む?

腰については、痛む場所と動作を確認します。

  • 腰の中央が痛い
  • 左右どちらかが痛い
  • 腰から臀部まで重い
  • 立ち上がりで痛い
  • 前かがみや身体を反らすと痛い
  • 安静にしていても強い痛みが続く

「腰が痛い」という情報だけで終わらせず、どこで、どのように、何をすると変化するのかを整理します。

脚は「痛み」「しびれ」「感覚」「力」を分ける

脚については、「つらい」という一言でまとめないことが重要です。

  • 痛み:ズキズキする、焼けるように痛い、脚へ響く
  • しびれ:ジンジンする、ビリビリする
  • 感覚:触った感じが鈍い、左右で感覚が違う
  • 筋力:足へ力が入りにくい、つま先やかかとを上げにくい

特に感覚低下や筋力低下は、単なる腰の張りや脚の疲労とは分けて考える必要があります。

どちらが生活を一番妨げているか

腰痛と脚症状が同時にある場合でも、困りごとの中心は人によって違います。

「腰が痛くて座れない」のか、「脚がしびれて歩けない」のか、「腰痛は軽いが足へ力が入りにくい」のかで、確認すべき内容は変わります。

腰痛と脚症状を分け、脚は痛み・しびれ・感覚・筋力に分けて確認する図
腰と脚の症状を分けて整理する

まず主症状を明確にすると、「何が変化したら良くなっているのか」も判断しやすくなります。

腰と脚が同じ病態から症状を出している場合もある

腰痛と脚症状が同時に起きる代表的な例として、腰椎椎間板ヘルニアなどがあります。

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアでは、椎間板の一部が突出して神経根へ影響し、腰痛とともに臀部から脚への痛み・しびれ、感覚低下、筋力低下などが出ることがあります。

ただし、坐骨神経痛があるからヘルニアと決まるわけではありません。

坐骨神経痛とヘルニアの関係について詳しく知りたい方は、当院ブログの「坐骨神経痛はヘルニアだけではない」の記事や、腰椎椎間板ヘルニアの詳しい解説ページをご覧ください。

脊柱管狭窄症・腰椎変性すべり症

腰部脊柱管狭窄症や腰椎変性すべり症でも、腰部の状態が神経根や馬尾へ影響することで、臀部や脚へ痛み・しびれが出る場合があります。

ここで重要なのは、腰痛の強さと神経症状の強さは必ずしも比例しないということです。

腰はそれほど痛くないのに脚症状が強い場合もあります。反対に、腰痛が強くても神経症状が目立たない場合もあります。

腰痛中心、脚症状中心、腰と脚の両方が強い場合など症状の組み合わせの違いを示す図
腰痛と脚症状の強さは同じとは限らない

腰痛と脚の痛みが別の要素を含むこともあります

腰と脚が同時につらいからといって、すべてを一つの「坐骨神経痛」としてまとめる必要はありません。

腰の局所的な痛みと脚の神経症状

腰部には腰部の局所的な痛みがあり、それとは別に神経根由来の脚症状が存在している場合もあります。

そのため、腰を動かしたときの痛みが軽くなったからといって、脚のしびれや筋力低下まで改善しているとは限りません。

腰痛と、股関節由来の臀部・太ももの痛み

股関節の問題でも、鼠径部だけではなく臀部や太ももへ痛みが広がることがあります。

この場合、「腰も痛い、太ももも痛い」というだけで、すべてを坐骨神経痛と考えることはできません。

痛みをかばうことで増えた筋肉・関節への負担

腰痛や脚症状が続けば、反対側へ体重を逃がす、歩幅を小さくする、腰を動かさないように立ち上がるなど、身体の使い方が変わることがあります。

こうして後から増えた筋肉や関節への負担は、元の神経症状とは分けて確認します。筋肉が硬いから坐骨神経痛になった、と単純に決めるわけではありません。

脚のしびれ・感覚低下・筋力低下は腰痛だけとは分けて確認する

腰痛と脚症状を整理するとき、特に重要なのが神経の機能に関わる変化です。

痛みだけの場合

臀部や脚に痛みがあっても、感覚や筋力に明らかな変化がない場合もあります。

痛みの場所、強さ、動作との関係、経過などを確認します。

しびれ・感覚低下がある場合

ジンジン・ビリビリする感覚だけでなく、触っても分かりにくい、左右で感覚が違うといった変化があれば、その範囲を確認します。

筋力低下がある場合

以前はできていたつま先立ちが難しくなった、足首を上げにくい、脚に力が入りにくいなどの変化は重要です。

筋力低下が進んでいる場合は、「腰痛が少し楽だから大丈夫」と判断してはいけません。医療機関で神経の状態を確認することを優先します。

座る・歩く・前かがみなどは「原因を決める」のではなく「症状を整理する」ために使う

どの姿勢・動作で腰痛や脚症状が変わるかは、原因を考える大切な情報です。

ただし、「座ると痛い=ヘルニア」「歩くと痛い=脊柱管狭窄症」と一つの動作だけで原因を決めることはできません。

座るとどうなる?

腰が重くなるのか、臀部から脚へのしびれが強くなるのか、座って何分程度で変化するのかを確認します。

歩くとどうなる?

歩くほど脚症状が強くなるのか、休むとどう変化するのか、歩ける距離が短くなっていないかを確認します。

前かがみ・起き上がりでどうなる?

腰だけが痛むのか、動作に伴って脚へ症状が広がるのかを分けます。

咳・くしゃみで脚へ響く?

咳やくしゃみ、いきみなどで腰から脚へ痛みが響く場合も、神経根症状を考える際の参考情報になります。

座る・歩く・前かがみ・咳などの動作で腰痛と脚症状がどう変わるかを別々に確認する図
どの条件で腰と脚の症状が変化するかを確認

動作は診断表として使うのではなく、腰と脚の症状を分けて観察するために使います。

この症状がある場合は「腰痛か坐骨神経痛か」より医療機関を優先

次のような変化がある場合は、腰痛と坐骨神経痛の原因を自分で整理するより、医療機関での確認を優先してください。

  • 尿が出にくい、尿や便が漏れるなど排尿・排便の異常
  • 会陰部や肛門周囲の感覚が鈍い
  • 脚の筋力低下が進んでいる
  • しびれや脱力が短期間で急激に悪化している
  • 急速に歩きにくくなっている
  • 大きな外傷後から強い腰痛が出た
  • 発熱など全身症状を伴っている
  • 安静にしていても強い痛みが続き、悪化している
腰痛と脚のしびれで排尿排便異常や進行する筋力低下など医療機関を優先するサイン
仮画像 IMAGE05|腰痛・脚症状で医療機関を優先するサイン

特に排尿・排便の異常、会陰部の感覚異常、進行する筋力低下は、整体で様子を見る症状ではありません。

危険な神経症状がなければ「症状を増やす負荷」を整理する

医療機関で緊急性の高い状態が否定されている場合や、医療的な経過観察を続けながら生活している場合は、現在どの負荷によって症状が増えているのかを整理します。

何をすると腰痛が増えるか

長時間座る、立ち上がる、前かがみになる、物を持つなど、腰痛を増やす条件を確認します。

何をすると脚症状が増えるか

同じ動作でも、腰ではなく臀部や脚の痛み・しびれが増える場合があります。腰痛と脚症状を別々に記録すると変化を捉えやすくなります。

同じ姿勢や動作を長く続けていないか

デスクワーク、立ち仕事、車の運転など、同じ姿勢を長く続けることで症状が増える場合には、姿勢を変える、立つ、歩く、作業を分けるといった調整を行います。

活動を必要以上に止めない

医療機関から活動制限を受けていない場合は、腰痛や坐骨神経痛があるからといって長期間すべての活動を止める必要はありません。症状を大きく悪化させない範囲で、できる活動を維持しながら負荷を調整します。

墨東メディカル整体院では「腰」と「脚」を分けて確認したあと、身体全体の負担を見ます

墨東メディカル整体院では、腰痛と脚症状が同時にある場合でも、最初から一つの原因にまとめません。

腰痛を軽くすれば坐骨神経痛も自動的に変わる、あるいは脚症状だけを追えば腰痛も解決する、とは考えません。

腰痛が出る動作を確認する

前屈、後屈、立ち上がり、身体をひねる動作などで腰痛がどう変化するかを確認します。

脚症状が出る動作を確認する

座位、立位、歩行などで、臀部から脚の痛み・しびれがどのように変化するかを確認します。

腰・股関節・骨盤・胸郭の動きを確認する

歩行や立ち上がりでは、腰だけでなく股関節、骨盤、胸郭などが一緒に動きます。

ここを確認する目的は、「骨盤の歪みが坐骨神経痛を起こした」と原因を決めるためではありません。現在の動作の中で、どこへ負担が集中しているのかを整理するためです。

施術後に同じ動作で再評価する

見立てに応じて筋肉や軟部組織、股関節・骨盤・胸郭など必要な部位へ施術や動作調整を行ったあと、最初に確認した立ち上がりや歩行などをもう一度行います。

腰痛がどう変わったのか、脚症状がどう変わったのかをそれぞれ再評価し、次の改善計画を考えます。

坐骨神経痛そのものについて詳しく知りたい方は、坐骨神経痛の詳しい解説ページをご覧ください。

また、腰痛が主症状の方は、慢性腰痛のページも参考にしてください。

坐骨神経痛で整体への相談を検討している方は、坐骨神経痛の整体相談ページをご覧ください。

まとめ|腰痛と坐骨神経痛は、まず分けて考える

腰痛と坐骨神経痛は同時に出ることがあります。

  • 腰と脚が同じ病態から症状を出している場合もある
  • 腰痛と脚症状が別の要素を含んでいる場合もある
  • まず腰痛と脚の痛み・しびれを分けて整理する
  • 脚は痛みだけでなく、感覚や筋力の変化も確認する
  • 症状が出る姿勢・動作は原因を決めるのではなく整理するために使う
  • 進行する筋力低下や排尿・排便異常があれば医療機関を優先する

腰も脚もつらいときほど、全部を一つの症状としてまとめない。
腰の痛み、脚の痛み、しびれ、感覚、筋力を分けて確認すると、医療で確認すべきことと、現在調整できる身体的負担を整理しやすくなります。

参考情報
公益社団法人 日本整形外科学会「腰痛」
公益社団法人 日本整形外科学会「腰椎椎間板ヘルニア」
公益社団法人 日本整形外科学会「腰椎変性すべり症」
Clinical Practice Guidelines for the Diagnosis and Treatment of Lumbosacral Radicular Pain: A Systematic Review of Recommendations. 2021.

執筆・監修:墨東メディカル整体院 院長 印牧 幹郎(柔道整復師)
医学情報最終確認:2026年8月16日

腰も痛く、脚にも痛み・しびれがある方へ

「腰痛と坐骨神経痛のどちらを考えればよいのか分からない」「腰は少し楽になったのに脚のしびれが残っている」と感じている方はご相談ください。

医療機関で確認されている診断や画像所見を大切にしながら、腰痛が出る動作と脚症状が出る動作を分けて確認し、腰・股関節・骨盤・胸郭の動き、歩行、立ち上がり、筋肉や軟部組織、生活上の負担を整理します。

そのうえで現在の身体を見立て、必要な施術や動作調整を行い、腰と脚それぞれの変化を再評価しながら改善計画を組み立てます。

進行する筋力低下、排尿・排便の異常、会陰部の感覚異常、急速に悪化するしびれ・脱力がある場合は、整体の予約より医療機関での確認を優先してください。

完全予約制/9:00~21:00/通常最終受付20:00・初診19:00
施術中は電話に出られない場合があるため、LINEからのご相談が便利です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!