土日祝日も夜まで受付 毎日9:00〜21:00まで営業

ぎっくり腰について

ぎっくり腰になったらどうする?初期対応と病院・整体の判断

ぎっくり腰で急に腰が痛くなり、その場で腰を押さえる50代女性のイメージ

朝起き上がろうとした瞬間、顔を洗おうとかがんだ時、椅子から立ち上がった時、くしゃみをした時。突然腰に強い痛みが走り、「動いていいのか」「冷やすのか温めるのか」「病院へ行くべきか」と不安になる方は少なくありません。

一般に「ぎっくり腰」と呼ばれる状態は、急に起こった強い腰痛を表す呼び方です。原因となる組織を一つに決めつけることはできず、まず大切なのは、医療機関での確認を優先した方がよい状態ではないかを確認し、そのうえで今できる範囲の動作を保つことです。

このページでは、発症直後の過ごし方、安静と活動、冷却・温熱、入浴、仕事、コルセット、整体へ相談するタイミング、再発を繰り返す場合に見直したいことまで、順番に整理します。墨田区・両国・錦糸町周辺で急な腰痛にお困りの方が、「今の自分は次に何をすればよいか」を判断するためのページです。

ぎっくり腰になった直後の方へ|まず行うこと

まずは、いちばん楽に保てる姿勢を探してください

発症直後は、無理に背筋を伸ばしたり、痛い方向へ何度も動かして確認したりする必要はありません。横向きで膝を軽く曲げる、仰向けで膝の下へクッションを入れる、椅子の背もたれや手すりを使うなど、自分が比較的楽に呼吸できる姿勢を探してください。

ただし「正しい姿勢」は一つではありません。同じ姿勢を長時間続けるとつらくなる場合もあるため、可能であれば少しずつ姿勢を変えます。

無理に動かず、動ける範囲を確認します

強い痛みを我慢して歩いたり、痛みを確かめるために前屈やひねりを繰り返したりする必要はありません。一方で、危険な兆候がなく、トイレや食事、室内の短い移動などができるのであれば、痛みを大きく強めない範囲で日常動作を続けることが基本です。

何日も寝たきりで過ごすことを基本にはしません

急性腰痛では、長期間の完全な安静を続けるよりも、症状に合わせて通常の活動へ少しずつ戻す考え方が現在のガイドラインでは重視されています。痛みが強い最初の時間帯に休むことと、何日も一切動かず寝たきりで過ごすことは同じではありません。

まず確認|整体より医療機関を優先した方がよい状態

「ぎっくり腰だと思う」場合でも、腰痛の中には医療機関での確認を先にした方がよい状態があります。次のような症状・状況がある場合は、整体を受ける前に医療機関へ相談してください。

ぎっくり腰で医療機関を優先した方がよい状態を示した判断フロー図
  • 尿が出にくい、尿が漏れる、便が漏れるなど、排尿・排便に新しい異常がある
  • 股の間・会陰部まわりの感覚が鈍い、しびれるなどの変化がある
  • 脚や足に力が入りにくくなり、その筋力低下が進んでいる
  • 両脚へ急に強いしびれや感覚異常が広がっている
  • 発熱、悪寒、強い倦怠感など全身状態の変化を伴っている
  • 転倒、交通事故、高い所からの落下など、強い外傷をきっかけに発症した
  • がんなど重要な既往があり、新しい強い腰痛が出ている
  • 安静にしていても強い痛みが続き、急速に悪化している
  • 突然の激しい腰背部痛に、強い腹痛・胸痛・息苦しさ・冷汗・失神しそうな感覚などを伴う

上記は患者様自身が病名を判断するための一覧ではありません。「いつものぎっくり腰と違う」「症状が急速に変化している」「自分では判断できず不安が強い」という場合も、まず医療機関で安全性を確認する選択があります。

ぎっくり腰の初期対応|動く?休む?温める?

ぎっくり腰の初期対応として楽な姿勢や動ける範囲での行動を示した図解

安静と活動|痛みを我慢せず、必要以上に活動を止めない

発症直後に痛みが強い時は、短時間休んで構いません。その後、危険な兆候がなく動けるのであれば、痛みが大きく増えない範囲で立つ、トイレへ行く、室内を短く歩くなど、できる動作を少しずつ保ちます。

「動いた方がいい」と聞いて無理に運動する必要はありません。目標は痛みを押して頑張ることではなく、必要以上に身体を固め続けないことです。

寝返り・起き上がり・座る・歩く

  • 寝返り:可能であれば膝を軽く曲げ、腰だけを強くひねらず身体全体を一緒に向ける
  • 起き上がり:横向きになり、腕で身体を支えながら脚をベッドの外へ出して起きる
  • 座る:低いソファより、立ち上がりやすい高さの椅子を使い、長時間同じ姿勢を続けない
  • 歩く:室内や家の周囲など短い距離から始め、痛みが大きく増える前に切り上げる

どの方法が楽かは人によって異なります。動作の途中で脚のしびれが急に広がる、力が入りにくくなる、腰以外の強い症状が加わる場合は中止して医療機関へ相談してください。

冷やす・温める|「ぎっくり腰だから必ず冷やす」とは決めません

急性腰痛に対して、表在性の温熱は短期的な症状緩和の選択肢としてガイドラインに挙げられています。一方、発症直後は必ず冷却しなければならない、という一律の考え方にはしません。

温めると楽に感じる方は、低温やけどに注意しながらホットパックなどを短時間利用できます。冷やすことで楽に感じる場合もありますが、長時間の冷却や皮膚感覚が鈍くなるほどの使用は避けてください。どちらも「原因を治す」ものではなく、楽に過ごすための補助として考えます。

お風呂に入ってもいいですか?

ぎっくり腰だから入浴を一律に禁止する必要はありません。ただし、浴槽をまたぐ、しゃがむ、立ち上がる動作が危険なほど痛い場合は無理をせず、シャワーなど安全な方法を選んでください。温めて痛みが強くなる場合も無理に続けません。

仕事は休んだ方がいいですか?

仕事の内容と現在できる動作によって判断が変わります。デスクワークであれば、座り続ける時間を短くして姿勢をこまめに変えることで働ける場合があります。一方、重量物を扱う、中腰やひねりが多い、運転を長時間続ける仕事では、一時的に負荷を減らす調整が必要なことがあります。

「痛みがあるから必ず完全休業」「痛くても普段通り働く」の二択ではなく、安全に行える仕事内容へ一時的に変更できるかも含めて考えます。

車の運転

痛みで身体をひねって後方確認できない、急ブレーキを踏む動作に不安がある、座っているだけで症状が急速に増える場合は運転を控えてください。また、医療機関で眠気の出る薬を処方されている場合は、薬の注意事項に従ってください。

コルセットは必要ですか?

腰痛に対してベルトやコルセットを一律・習慣的に使用することは、現行ガイドラインの標準的な推奨にはなっていません。すでに持っていて移動時の安心感が得られる場合でも、それだけに頼って活動を長期間止めるのではなく、使用目的と期間を整理することが大切です。

ストレッチや筋トレはいつから?

発症直後に、痛みを我慢して腰を強く伸ばす・丸める・ひねるストレッチを行う必要はありません。まずは呼吸、姿勢の切り替え、短い歩行、小さな関節運動などから始め、動ける範囲が広がってから状態に合わせて運動を増やします。

今の状態で整体へ行ってよいか分からない方も、まずはご相談ください

LINEでは、現在の症状や発症状況、医療機関の受診状況、希望日時などをお送りください。施術中は電話に出られない場合があるため、LINEの方が連絡がつきやすくなっています。

ぎっくり腰は何日くらい続く?

急性腰痛は時間の経過とともに改善していくことが多い一方、痛みの強さや動ける範囲、神経症状の有無、仕事内容、睡眠や活動状況などによって経過には個人差があります。「3日で治る」「1週間で必ず仕事へ戻れる」といった固定日数で考えることはできません。

日数だけでなく「何ができるようになってきたか」を見ます

  • 寝返りや起き上がりが少し楽になった
  • 室内を歩ける距離が伸びた
  • 椅子へ座っていられる時間が伸びた
  • 着替えや洗面などの日常動作が行いやすくなった
  • 痛みで身体を固める時間が減ってきた

このような機能の変化は、回復の流れを見る材料になります。反対に、日ごとに症状が強くなる、新しいしびれや筋力低下が加わる、全身症状が出る場合は、経過観察だけを続けず医療機関へ相談してください。

ぎっくり腰とは?腰の筋肉を傷めたとは限りません

「ぎっくり腰」は病名ではなく、急に起きた強い腰痛の一般的な呼び方です

ぎっくり腰という言葉だけで、身体のどの組織に何が起きたかは決まりません。筋肉や筋膜などの軟部組織、腰椎周辺の関節、椎間板など複数の組織が症状に関係する可能性があります。また、症状だけでは原因となる組織を特定できない急性腰痛も多くあります。

痛みの強さだけで損傷の大きさは決められません

腰がほとんど動かせないほど痛くても、痛みの強さだけから「骨が大きく壊れた」「椎間板が必ず飛び出した」と判断することはできません。逆に、重大な状態でも初期には腰痛だけで始まる場合があるため、強さだけでなく、発症状況、神経症状、全身症状、既往歴などを合わせて確認します。

危険な兆候がなく、医療機関での緊急評価が必要と考えられない急性腰痛では、最初から全員にレントゲンやMRIなどの画像検査を行うことが必須とはされていません。画像検査は、その結果がその後の診療方針を変えると考えられる場合などに医療機関で検討されます。

なぜ何もしていないのに突然起きたように感じるのか

日常の負担の積み重ねと最後の小さな動作でぎっくり腰が起こるイメージ図

重い物を持った時だけに起きるわけではありません

ぎっくり腰は、重量物を持ち上げた瞬間だけに起こるわけではありません。朝起き上がる、靴下を履く、顔を洗おうとかがむ、椅子から立つ、くしゃみをする、床の物を取る、少し身体をひねるなど、一見小さな動作をきっかけに強い腰痛が出ることがあります。

「最後の一動作」だけで全てを説明しないことが大切です

その小さな動作だけが唯一の原因だったとは限りません。仕事で長時間座っていた、数日前から身体が動きにくかった、家事や運動が続いていた、睡眠や休息が十分ではなかったなど、発症前の条件も人によって異なります。

当院では、発症前の生活まで含めて見立てます

墨東メディカル整体院では、「疲労が蓄積したから必ずぎっくり腰になった」と決めつけません。その方で日常の負担が回復しきれず身体の余力が少なくなっていた可能性があるのか、最後の動作でどの部分へ負担が集まったのかを、問診と身体所見から症例ごとに見立てます。

なぜあれほど強く痛み、身体が動かなくなるのか

急に強い腰痛が出ると、身体は痛みを避けるために動きを小さくし、腰や周囲の筋肉を緊張させることがあります。その結果、前かがみ、立ち上がり、寝返りなどの動作がさらに行いにくく感じることがあります。

また、「またあの痛みが出るのではないか」という警戒が強いと、息を止めたり全身に力を入れたりして動くようになることがあります。これは強い痛みがある時に起こり得る自然な反応ですが、回復段階では少しずつ安全に動ける範囲を確認し、必要以上に身体を固め続けないことも大切です。

「骨がズレてロックした」「骨盤が外れた」など、一つの説明だけで強い痛みを決めつけることはしません。

腰だけが問題とは限らない理由

股関節と骨盤

床の物を取る、立ち上がる、歩くといった動作では、腰だけでなく股関節・骨盤・下肢が一緒に働きます。股関節が動きにくい時や片側へ体重をかける癖が強い時には、腰が動きを補っている場合があります。

胸郭と体幹の回旋

身体をひねる、後ろを振り返る、物を別の場所へ移す動作では、腰だけでなく胸郭や股関節も回旋します。胸郭が動きにくい場合に、腰部へ回旋が集中していないかを確認します。

立つ・座る・歩くという全身動作

腰は上半身と骨盤・下肢の間にあるため、座位から立位への移行、歩行、荷物を持つ動作など多くの場面で全身の影響を受けます。そのため当院では、急性期で無理のない範囲から腰以外の動きも確認します。

三層重心連動構造から見るぎっくり腰

ここからは、墨東メディカル整体院が身体を見立てる際に用いる「三層重心連動構造」から、ぎっくり腰をどのように確認するかをご説明します。

頭部・胸郭肩甲帯・骨盤の三層から腰への負担をみる考え方を示した図解

骨盤|腰仙部・股関節・下肢からの荷重を中心に確認します

ぎっくり腰では、まず現在痛みがある腰部とともに、骨盤、腰仙部、股関節、下肢、立位・座位での荷重を確認します。どちらの脚へ体重をかけやすいか、立ち上がりで腰だけを使っていないかなど、できる範囲の動作から負担の集まり方を見ます。

胸郭・肩甲帯|かがむ・ひねる・呼吸する動きを確認します

前かがみやひねり動作は腰だけでは行われません。胸郭の回旋や呼吸のしやすさ、上半身の動きがどのように腰へつながっているかを確認し、必要に応じて施術対象を広げます。

頭部|視線や身体を起こす時の補正も必要に応じて確認します

身体を起こす時、歩く時、周囲を見る時には頭部と体幹が協調します。ぎっくり腰だから頭部が原因という意味ではなく、その方の動作で頭部・胸郭肩甲帯・骨盤がどのように補正し合っているかを確認するためです。

三層のどこかが「崩れたからぎっくり腰になった」と一律に決めるのではありません。患部、股関節、胸郭、骨盤、姿勢、動作、生活上の負担を重ねて、現在どこへ余分な負担が集中しているかを見立てます。

ぎっくり腰と思っていても、こんな症状がある方へ

急な腰痛と一緒に出ている症状によっては、ぎっくり腰の一般的な説明だけでなく、別の症状ページを確認した方が分かりやすい場合があります。

ぎっくり腰と思っていても坐骨神経痛やヘルニアなど別ページを確認した方がよい症状分岐図

お尻から脚へ痛み・しびれが広がる

腰だけでなく、お尻から太もも、ふくらはぎ、足先へ痛みやしびれが広がる場合は、坐骨神経痛の詳しい解説もご確認ください。

腰痛に加えて、脚の強い神経症状がある

脚のしびれ、感覚の低下、足首や足の指に力が入りにくい、咳やくしゃみで脚まで強く響くなどの症状については、腰部椎間板ヘルニアの詳しい解説で整理しています。

歩くと脚がつらくなり、休むと再び歩ける状態を以前から繰り返している

急性の腰痛より前から、立つ・歩くことで脚のしびれや重さが出て、座る・休むと楽になる状態を繰り返している方は、腰部脊柱管狭窄症の詳しい解説をご確認ください。

急性痛より、長期間の腰痛を繰り返している

今回だけでなく長期間腰の重さや痛みを繰り返している場合は、慢性腰痛の相談ページ、または腰痛の種類・仕組みの詳しい解説をご覧ください。

腰痛と姿勢・身体の使い方を詳しく知りたい

痛みが落ち着いた後に、腰の反りや骨盤の位置、姿勢との関係を詳しく知りたい方は、反り腰の詳しい解説へ進んでください。

※症状の組み合わせだけで病名を自己判断するための分岐ではありません。進行する筋力低下、排尿・排便の異常、会陰部の感覚低下などがある場合は、関連ページを読み進めるより医療機関での確認を優先してください。

墨東メディカル整体院で確認すること

ぎっくり腰に対して当院で確認する流れを示した図解

ぎっくり腰で来院された方へ、いきなり腰を強く揉んだり、痛みを我慢させて検査したりすることを基本にはしません。その日の状態に合わせて、次の順番で確認します。

  1. 発症時の状況を聞く:いつ、何をしている時に痛みが出たか、直前までの生活や仕事も確認します。
  2. 現在の痛みと動ける範囲を確認する:寝返り、起き上がり、立位、歩行など、可能な動作から確認します。
  3. 医療機関を優先すべき状態がないか確認する:神経症状、外傷、全身症状、既往歴などを確認します。
  4. 可能な範囲で動作を確認する:立つ・座る・歩く・前かがみなど、必要な動作だけを選びます。
  5. 腰以外も必要に応じて確認する:骨盤、股関節、胸郭、下肢など、腰へ負担を集めている要素を確認します。
  6. 身体の状態を見立てる:問診と所見を合わせ、現在どの要素を優先するか整理します。
  7. 改善計画を立てる:その日の症状と、仕事・家事など戻りたい生活に合わせて計画を立てます。
  8. 状態に合わせた施術を行う:強い刺激を一律に使わず、必要な徒手施術、運動、動作指導などを選びます。
  9. 施術後に再評価する:同じ動作や関連する所見を確認し、見立てと改善計画を更新します。

すでに整形外科などを受診し、診断名や画像検査の結果がある方は、その内容も重要な情報として確認します。医療機関での説明を否定せず、整体の範囲で確認できる身体的な負担を重ねて見ます。

発症直後・回復期・再発期で施術の考え方は変わります

ぎっくり腰の発症直後から回復期、再発予防までの流れを示した3段階図解

発症直後|安全性と、今できる動作を優先します

痛みが強い段階では、無理に大きく動かしたり、強い刺激で腰を変えようとしたりするのではなく、安全性と現在動ける範囲を優先します。必要に応じて腰から離れた股関節や胸郭などを確認し、症状を強めない方法を選びます。

痛みが落ち着いてきた段階|動ける範囲を広げます

寝返り、立ち上がり、歩行などが行いやすくなってきたら、腰・骨盤・股関節・胸郭の可動性や身体の使い方を確認し、日常生活へ戻りやすい状態を目指します。

繰り返す場合|発症した瞬間だけでなく、日常の条件を見直します

ぎっくり腰を繰り返している場合は、仕事、座り方、立ち方、持ち上げ動作、活動量、休息、身体の使い方などを確認します。姿勢の見た目を一律に直すのではなく、現在の生活で腰へ負担が集中しやすい条件がないかを整理します。

発症直後でも、痛みが落ち着いてからでも、状態に合わせてご相談いただけます

LINEでは、現在の症状や発症状況、医療機関の受診状況、希望日時などをお送りください。施術中は電話に出られない場合があるため、LINEの方が連絡がつきやすくなっています。

繰り返すぎっくり腰で見直したいこと

仕事や長時間同姿勢

長時間のデスクワーク、運転、立ち仕事、中腰の家事など、その人にとって避けにくい姿勢が続く場合は、「良い姿勢をずっと保つ」より、同じ姿勢が続く時間を減らせるかを考えます。

持ち上げ方・身体の使い方

重量物だけでなく、床の物を拾う、洗濯物を持つ、子どもを抱えるなど日常の動作も含め、腰だけへ負担を集めていないかを確認します。必要に応じて股関節や下肢を使いやすい動作へ調整します。

活動量と回復状況

仕事や運動が増えた時期、睡眠や休息が不足した時期など、発症前後の活動量と回復のバランスも確認します。ただし「疲労が蓄積したから必ずぎっくり腰になる」とは考えず、症例ごとの寄与要因として扱います。

痛みに対する不安や、動きを避け続けていないか

強い痛みを経験すると、前かがみや歩行を必要以上に避けるようになることがあります。危険な状態が否定され、回復段階に入っている場合は、できる動作から少しずつ戻し、「どこまでなら安全に動けるか」を確認することも大切です。

患者様の来院例

ぎっくり腰の起こり方や回復経過、施術で重視する点は一人ひとり異なります。以下の3枠には、院長が実際の患者様情報をもとに、個人が特定されないよう内容を調整して入力してください。架空の症例は掲載しません。

来院例1|洗顔時に腰へ激痛が走り前かがみ不能

  • 年代・性別:30代・男性
  • 主な悩み:腰の下部(仙骨周辺)への激しい鋭痛。腰を前に曲げることが一切できず、腰をかがめる動作で強い痛みが走る。
  • 生活・仕事で困っていたこと:朝の洗顔や靴下を履く動作が不可能。腰をまっすぐ立てたまま歩くことしかできず、落ちた物を拾うなどの日常動作に強い支障が出ていた。
  • 施術で重視した点:仙腸関節の微小な適合不全および腰背部の強い防御性収縮(筋スパズム)を確認。患部への急激な刺激を避けつつ、股関節(大腿四頭筋・ハムストリングス)と胸郭の可動性を確保して仙腸関節への局所的な負担を減らす施術を実施。
  • その後の変化・現在できるようになったこと:初回施術後に前かがみでの洗顔動作が角度をつけて可能となり、3回目の施術で腰の伸び・曲げともにスムーズに。現在は靴下の着脱やかがむ動作も痛みなく行えている。

来院例2|荷物を持ち上げた瞬間に激痛

  • 年代・性別:40代・女性
  • 主な悩み:腰の右側に走るズキッとした激痛。腰を少しでも撚る(ねじる)動作や側屈(横に倒す)動作で響くような痛みが出る。
  • 生活・仕事で困っていたこと:仕事での荷物搬入や、家事(掃除機がけ・洗濯物の移動)など腰をひねる動作が全くできない。歩行時に響くためゆっくりしか歩けない状態。
  • 施術で重視した点:腰方形筋・外腹斜筋の局所的な過緊張と筋膜の滑走障害を評価。体幹の回旋・側屈の動きを代償している胸椎・股関節のアライメントを整え、筋膜の癒着を段階的に解放するアプローチを実施。
  • その後の変化・現在できるようになったこと:2回の施術で日常の歩行時の響きが解消。腰をねじる動作の恐怖感がなくなり、仕事での荷物移動や家事全般もスムーズにこなせるようになった。

来院例3|朝起きた瞬間に激痛で立ち上がれない

  • 年代・性別:50代・男性
  • 主な悩み:腰の奥(深部)の強い痛みと、腰が伸ばせず「く」の字に曲がったまま伸びなくなる症状(伸ばそうとすると激痛)。
  • 生活・仕事で困っていたこと:ベッドからの起き上がりや、椅子からの立ち上がり動作で激痛が走り、自力で立ち上がるのに数分かかる状態。立ち上がってもしばらく腰を伸ばして歩けない。
  • 施術で重視した点:腰椎を前方から支える大腰筋(深層筋)の急激な収縮・固着を評価。腰部を無理に揉みほぐすのではなく、股関節前面〜腹部からの安全なアプローチで大腰筋の緊張を弛緩させ、骨盤・腰椎の伸展動作を取り戻す方針を設定。
  • その後の変化・現在できるようになったこと:施術直後から腰を伸ばして立てるようになり、起き上がり・立ち上がり時の激痛が大幅に軽減。現在は朝もスムーズに布団から起き上がれ、不安なく仕事へ復帰できている。

施術による変化には個人差があります。

回復段階に合わせたセルフケア

発症直後|無理に伸ばすより、呼吸と小さな動きから

強い痛みがある時は、腰を大きく伸ばす・丸めるストレッチよりも、楽な姿勢で呼吸する、足首や膝を小さく動かす、姿勢を少し変えるなど、症状を強めにくい動きから始めます。

少し動けるようになったら|短い歩行や股関節の動きを増やします

室内歩行や短い外出ができるようになったら、歩く時間を少しずつ増やし、必要に応じて股関節や胸郭など腰以外の動きも整えます。運動後に痛みが大きく増え続ける場合は、量や方法を見直します。

日常生活へ戻ってきたら|必要な動作を練習します

仕事、家事、買い物、運動など戻りたい生活に合わせて、持ち上げる、しゃがむ、立ち上がる、歩くなど必要な動作を段階的に練習します。「この運動をすれば再発しない」という一つの方法に固定せず、その方に必要な可動性・筋力・持久力・協調性を確認します。

仕事や日常生活へ戻るときの考え方

仕事復帰は「痛みが完全にゼロになった日」を一律の基準にはしません。現在できる動作と仕事で必要な動作を比べながら、負荷を調整して戻すことが大切です。

デスクワーク

座り続ける時間を短くし、立つ・歩く時間を挟みます。前かがみで長時間画面を見る、低い椅子に座り続けるなど、現在つらい条件を減らせるかを確認します。

立ち仕事・家事

同じ場所に立ち続けるより、体重を移す、短く歩く、作業台の高さを調整するなど、腰へ同じ負担が続かない工夫をします。

重量物を扱う仕事

中腰、ひねりながらの持ち上げ、重量物の反復などで症状が大きく増える場合は、一時的に重量や回数を減らす、補助を使う、別業務へ変更するなど段階的な復帰を検討します。

脚のしびれが広がる、筋力が落ちる、全身症状が加わるなど、単なる腰の痛みだけではない変化が出た場合は、仕事を続ける判断より医療機関での確認を優先してください。

墨東メディカル整体院がぎっくり腰の相談で大切にしていること

01|問診と確認に時間をかけます

発症した瞬間だけでなく、どの動作で痛むか、医療機関の受診状況、仕事や生活、これまでの腰痛歴まで確認します。

02|身体の状態を分かりやすく説明します

どこへ負担が集まっていると見立てたのか、今できること、今は避けた方がよいことを、患者様の感覚と確認結果をすり合わせながら説明します。

03|柔道整復師の院長が毎回担当します

院長・印牧幹郎は柔道整復師の国家資格を保有し、施術歴20年以上、延べ6万回以上の施術経験があります。院長プロフィールはこちら

04|痛む腰だけでなく、動作全体を確認します

腰、骨盤、股関節、胸郭、下肢などを必要に応じて確認し、その方の動作で腰へ負担が集中している要素を整理します。

05|状態に合わせて施術し、再評価します

急性期と回復期で同じ施術を繰り返すのではなく、その日の状態と目標に合わせて改善計画を立て、施術後に動作や身体所見を再評価します。

06|通院方法を一方的に押しつけません

身体の状態と通院の目安はご説明しますが、特定の通い方や回数券を一方的に勧めることはありません。患者様が納得できる方法を一緒に考えます。

院について詳しく知りたい方は、墨東メディカル整体院についてをご覧ください。

院長からぎっくり腰でお困りの方へ

墨田区出身の整体師【両国・錦糸町】

「動いたらもっと悪くなるのでは」と不安な時こそ、まず今の状態を整理します

ぎっくり腰になると、ほんの少し動くだけでも強く痛み、「このまま歩けなくなるのでは」「仕事へ戻れるのか」「整体へ行って大丈夫なのか」と不安になると思います。

私が最初に大切にしているのは、無理に施術することではありません。発症した状況と現在の症状を聞き、医療機関での確認を優先した方がよい状態がないかを確認し、そのうえで今できる動作から身体を見ていきます。

急性期に強い刺激を入れれば早く良くなる、という一律の考え方はしません。腰だけでなく、骨盤や股関節、胸郭なども必要に応じて確認し、現在どこへ負担が集中しているかを見立てます。そして、痛みを少しでも緩和し、起き上がる、歩く、仕事や家事へ戻るといった生活上の目標へつながる改善計画を一緒に考えます。

「今は病院へ行くべきか」「整体へ相談してよいのか」から迷っている方も、まず現在の状態をお聞かせください。必要であれば、施術より医療機関での確認を優先してご案内します。

墨東メディカル整体院
院長 印牧 幹郎
柔道整復師/施術歴20年以上/延べ施術経験6万回以上

ぎっくり腰についてよくある質問

ぎっくり腰は動いた方がいいですか?

炎症性ではなく、筋疲労の蓄積の場合は筋肉をほぐす意味で少しずつ動かしたほうが良い場合もありますが、急な痛みの場合は初期は安静推奨です。

ずっと寝ていた方がいいですか?

痛みが強い場合は基本的には安静が推奨です。ただしあまり長期間治らない場合やヘルニアなどの骨からの異常の疑いがある場合は早めに病院を受診しましょう。和らいできたら段階的に伸ばしたり動かしたりすることを推奨します。

冷やす・温めるどちらがいいですか?

基本急性症状で熱を持っている場合はアイシングします。ただし慢性的に腰痛があり徐々に痛みが出てきてひどくなった場合は温めたほうが筋肉がほぐれてよい場合があります。

お風呂に入ってもいいですか?

浴槽の出入りを安全に行え、温めて症状が強くならないのであれば、入浴は可能です。ただ浴槽をまたぐ・立ち上がる動作が危険なほど痛い場合は、無理をせずシャワーなどを選んでください。
もし温めたたあと痛くなった場合はすぐにアイシングをしてください。

コルセットは必要ですか?

コルセットは骨盤を支え腹圧を高めることで腰にかかる負担を軽減するものです。
痛みの高さによって効果がない場合もあるのでつけて楽なら試してみてもよいと思います。
ただし段階的に外す時間を増やさないと筋力が落ちてしまうので注意が必要です。

何日くらいで動けるようになりますか?

通常であれば2~3日で炎症が治まります。その後は原因と重症度によりますので治らない場合は受診を推奨します。

仕事は休んだ方が良いですか?

症状の経過と仕事内容によります。基本的に患部に負担をかければ悪化しますし安静を保てるならできる仕事もあるので、仕事内容と痛みの程度で判断になります。

足がしびれる場合もぎっくり腰ですか?

急性のぎっくり腰で神経痛を伴う場合、ヘルニアを疑います。徐々に痛みが強くなっていたくなった蓄積型の場合は筋肉や関節の問題の場合もあります。

どんな場合に病院を優先しますか?

排尿・排便の新しい異常、会陰部の感覚低下、進行する脚の筋力低下、発熱や全身状態の悪化、重大な外傷、急速な症状悪化、強い胸腹部症状などがある場合は、整体より医療機関での確認を優先してください。判断に迷う場合も無理に自己判断せず相談してください。

今の状態で整体へ行ってよいか分からない方へ

ぎっくり腰は、発症した状況、痛みの場所、動ける範囲、脚の症状、既往歴などによって優先すべき対応が異なります。「今は施術を受けてよいのか」「病院を先にした方がよいのか」から迷っている方も、まずは現在の状態をご相談ください。

初回限定の体験施術

初回限定体験 2回まで各2,980円(税込)

通常施術は1回8,500円です。初回は問診・検査・身体の説明に30~60分、施術約60分を含め、全体で約90~120分を目安とします。2回目以降は受付・説明・施術を含め約60分です。健康保険の取り扱いはありません。

アクセス・受付時間

〒130-0014 東京都墨田区亀沢3丁目12-1 菅民ビル401
都営大江戸線 両国駅より徒歩9分/JR総武線 錦糸町駅より徒歩13分
受付時間 9:00~21:00(通常最終受付20:00・初診最終受付19:00)
完全予約制/固定の定休日は設けず、予約状況に応じて不定期に休診

詳しい院情報は墨東メディカル整体院についてをご確認ください。

急な腰痛で、今どうすればよいか迷っている方へ

LINEでは、現在の症状や発症状況、医療機関の受診状況、希望日時などをお送りください。施術中は電話に出られない場合があるため、LINEの方が連絡がつきやすくなっています。

本ページは、急性腰痛に関する一般的な情報と、墨東メディカル整体院が整体施術を組み立てる際の見立てを分けて記載しています。病気の診断、画像診断、投薬、注射、手術などは医療機関で行われます。

主なご来院エリア

墨田区全域(亀沢・緑・錦糸・両国・立川・菊川・江東橋・業平・横川・本所・太平・毛利・石原など)/江東区(森下・猿江・住吉など)

参考にした主な医学資料