「お尻から脚にかけてビリビリする」「座っていると腰と脚がズーンと重い」「くしゃみで電気が走る」——。
坐骨神経痛(お尻〜脚の痛み・しびれ)や腰痛は、日常の動作だけでなく、睡眠や仕事の集中力まで削ってしまう“生活の不調”になりやすい症状です。
墨東メディカル整体院(墨田区・両国と錦糸町の間のエリア)では、痛みの場所だけに注目せず、筋肉×姿勢×血流の視点で「戻りにくい体」へ整えることを大切にしています。本所吾妻橋・菊川エリアからもご来院いただいています。
この記事でわかること
- 坐骨神経痛・腰痛でよくある「症状の出方」と注意サイン
- 原因が「腰だけ」ではない理由(筋肉・姿勢・血流・回復力)
- タイプ別の対策(しびれ系/重だるい系など)
- 自宅・職場でできるセルフケア手順と、避けたいNG
- 整体での評価・施術の流れ(初回90〜120分)
1. まず確認:受診を優先したい症状(レッドフラッグ)
整体の前に、医療機関での評価を優先したいケースがあります。次に当てはまる場合は、まず受診をご検討ください。
- 排尿・排便がうまくできない、急な麻痺が出た
- 発熱や強い体調不良を伴う腰痛
- 転倒・事故など強い外力のあとに悪化した
- 痛みが強く、夜間も眠れない状態が続く
上記に当てはまらない場合でも「1週間以上続く」「悪化傾向」なら、早めに対策を取るほど長引きにくくなります。
2. 坐骨神経痛・腰痛が生活に与える影響(よくある訴え)
坐骨神経痛・腰痛は、痛みの強さだけでなく「生活のしんどさ」を増やします。よくあるのは、こんな訴えです。
- 立っていてもしびれる/歩いても落ち着かない
- 腰〜お尻〜太もも〜足先まで、張り・違和感が抜けない
- 咳・くしゃみでビリッと電気が走る
- 座り方や体の位置で痛みが変わる(椅子がつらい等)
- 夜、痛みで目が覚めて睡眠が崩れる
「痛みがある → 動かない → さらに硬くなる → さらに回復しない」という悪循環に入りやすいのが、この症状の難しさです。
3. 原因はひとつじゃない:筋肉・姿勢・血流・回復力
坐骨神経痛や腰痛は、原因が単発ではなく、複数の要因が重なって“結果として神経が過敏になる・圧迫される・回復が追いつかない”状態になりがちです。
- 筋肉:腰・お尻(深層)・太もも裏が固まり、神経の通り道が狭くなる
- 姿勢:反り腰/猫背/骨盤の偏りで、腰やお尻に負担が集中する
- 血流:硬さ・冷え・動かなさで巡りが落ち、回復が遅れる
- 回復力:睡眠不足・ストレス・栄養不足で「修復の速度」が落ちる
当院の考え方としては、痛い場所だけを追いかけず、負担が集中する“形”と、回復できる“環境”を一緒に整えることが、結果的に戻りにくさにつながると捉えています。
4. タイプ別:症状の特徴と注意点
4-1. 筋肉の緊張が強いタイプ(お尻〜太もも外側がつらい等)
お尻や股関節まわりの筋肉が強く張り、結果的に坐骨神経の周辺が“きゅうくつ”になるタイプです。
- 階段や立ち上がりで、お尻がつっぱる
- 押すと痛いポイントがある(お尻の外側など)
- 温めるとラク、ゆっくり歩くと少しマシ
4-2. 神経っぽいタイプ(ビリビリ・放散痛・しびれ)
「お尻→太もも→ふくらはぎ→足先」へ響くように出るタイプ。刺激に敏感になっていることが多いです。
- ビリビリ、電気が走る、焼けるような痛み
- 姿勢や動作で症状が増減する
- 注意:強い揉みほぐし・勢いのあるストレッチで悪化しやすい
4-3. 炎症っぽいタイプ(咳・くしゃみで悪化など)
咳・くしゃみ、いきみ動作で痛みが強く出る場合、体内の圧がかかる動きで刺激が増えることがあります。
- 体を丸める/反る等で急に増悪する
- 「休んでも落ち着かない」日がある
- 無理に伸ばすより、まず刺激を減らす
4-4. 血流低下タイプ(動くとマシ、同姿勢で悪化)
同じ姿勢(座りっぱなし等)で固まり、少し動くとラクになるタイプです。
- 座っていると腰と脚が重くなる
- 歩くと少しラク、でもまた座ると再燃
- 「こまめに動く」が最大の対策になりやすい
5. セルフケア手順:家/職場でやる順番(具体)
セルフケアは「強いことをやる」より、順番が大事です。おすすめの流れは以下です。
5-1. まずは「ラクな姿勢」設計(寝方・座り方)
- 寝る姿勢:横向きで膝を軽く曲げ、クッションを膝の間や抱える形に(腰〜骨盤のねじれを減らす)
- 座り方:浅く座らず、座面の奥へ。足裏が床につかないなら台で調整
- 例外:椅子がつらく、床座りや正座のほうがラクな人もいます(“ラクな姿勢”を優先)
5-2. 温め・動かし方・休み方(やりすぎ注意)
- 温め:冷えや重だるさが強いなら、腰〜お尻〜骨盤まわりを“心地よい範囲”で(カイロ等でもOK)
- 動かし方:痛みが許す範囲で、短い散歩や立ち上がりを“少しずつ”
- 休み方:しびれが強い日ほど、無理に伸ばさず「刺激を減らす」
- むくみやすい:脚を少し高くして休む(楽になる人は試す価値あり)
ポイント:痛いところを「伸ばし切る」「押し切る」は逆効果になりやすいです。翌日に悪化するなら“やりすぎ”サインです。
5-3. 栄養・睡眠環境(回復の底上げ)
痛みが長引く方ほど、ケアは「施術」だけでなく「回復の土台」も重要です。
- 栄養:たんぱく質を意識(回復素材が足りないと、修復が進みにくい)
- 睡眠:夜中に痛みで起きるなら、枕・マットレスの硬さ/高さを見直す
- 入浴:可能なら温めでリラックス→睡眠の質を上げる
6. 悪化させがちなNG習慣(あるある)
- 「ラクそう」でソファに寝そべり続けて、かえって固まる
- 痛いのを我慢して無理に動かす(勢いでひねる等)
- 安静にしすぎて、逆に回復が進まない
- 痛み止めや湿布だけで“生活の形”は変えない
- 座りっぱなし(デスクワーク/運転)を続ける
特にデスクワークの方は、「30〜45分に1回、2〜3分だけ立つ」のが最優先の再発予防になるケースが多いです。
7. 墨東メディカル整体院の評価・施術の流れ
7-1. 初回90〜120分でやること
- カウンセリング:いつから・何をすると悪化/軽減するか、生活背景まで確認
- 評価:姿勢・骨盤のバランス、痛み/しびれが出る動き、筋肉の緊張をチェック
- 施術:腰だけでなく、お尻・骨盤・股関節・背中など“つながり”を見て調整
- 再現性のあるアドバイス:座り方、休憩の入れ方、温め方などを「やる順番」で整理
目的は「その場の軽さ」だけでなく、日常で戻りにくい方向へ体を整えることです。
7-2. 当院が重視する「負荷>回復」の視点
症状が慢性化しやすい方は、体にかかる負荷(仕事・姿勢・睡眠不足など)が、回復力(血流・修復)を上回っていることが少なくありません。
整体で“通り道”を作り、生活で“戻す要因”を減らす。この両輪で、改善のスピードと安定感を上げていきます。
8. よくある質問(Q&A)
Q1. 施術は痛くありませんか?
A. 強い刺激で押し切るのではなく、状態に合わせた調整を行います。刺激に敏感な日(しびれが強い日など)は特に、負担が増えないよう配慮します。
Q2. 何回通えば良くなりますか?
A. 症状の強さ、生活負荷(座位時間・睡眠など)、回復力で変わります。まずは初回で評価し、現実的なペースをご提案します。
Q3. すぐ再発しませんか?
A. 再発は「戻す習慣」が残ると起こりやすいです。当院では施術だけでなく、座り方・休憩・温め・睡眠など“戻す要因”も一緒に整理します。
Q4. 骨盤の歪みや姿勢の悪さも関係しますか?
A. 関係するケースは多いです。姿勢の崩れで腰・お尻への負担が集中し、結果として神経が過敏になりやすくなります。
Q5. 痛みが強いときはどうすればいい?
A. まずはラクな姿勢を優先し、無理に伸ばさないこと。冷え・座りっぱなしを避け、可能なら“心地よい範囲で温める”を試してください。急に悪化した場合は早めにご相談ください。
Q6. ストレッチや運動はしても良い?
A. 痛みやしびれが強い時期は控えめに。やるなら「短く・軽く・翌日に残さない」が基準です。勢いのあるストレッチは避けましょう。
Q7. デスクワークで悪化します。対策は?
A. まず「30〜45分に1回立つ」を最優先に。座面の奥に座り、足裏を床につけるだけでも腰〜お尻の負担が下がる人がいます。
Q8. 痛み止めや湿布は使っていい?
A. 医師の指示が前提ですが、つらい時期の“補助”としては選択肢です。ただし薬だけで生活が変わらないと、根本的に戻りやすいので、体の土台づくりも並行するのがおすすめです。
Q9. 整形外科と整体の違いは?
A. 画像検査や投薬などの医療的アプローチに対し、整体は筋肉・関節・姿勢のバランス、日常動作など“体の使い方”を整えることが中心です。役割が違うので、併用が有効なケースもあります。
Q10. どんな人が来院していますか?
A. 働く世代〜ご年配まで幅広く、腰痛・坐骨神経痛・姿勢の崩れ(猫背/反り腰)に悩む方が多いです。「同じ悩みの人が多い」ことに安心される方もいらっしゃいます。
9. ご来院例(よくある3パターン)
※個人が特定されないよう、相談が多いパターンとして一般化しています。
パターン1:ケガ・手術・入院後から、座るとしびれる
生活が変わり、動きが減って筋肉が固まりやすい時期に発症。まずは“ラクな姿勢”と睡眠確保を最優先にし、負担を減らす調整から開始。
パターン2:デスクワークで、夕方に腰〜脚が重だるい
座りっぱなしで固まるタイプ。施術とセットで「休憩の入れ方」「座り方」を調整すると、波が小さくなりやすい傾向。
パターン3:子育て・家事で、肩こり+腰痛が慢性化
猫背や抱っこの姿勢が続き、回復が追いつかないケース。短いセルフケアと、温め・睡眠など回復環境の立て直しが鍵。
10. まとめ:チェック表&来院案内
つらい日ほど見直したいチェック表
- 姿勢:同じ姿勢が続いていないか(座りっぱなし・反りっぱなし)
- 冷え:腰〜お尻〜太ももを冷やしていないか
- セルフケア:強すぎるストレッチ/揉みすぎで悪化していないか
- 相談:1週間以上続く、悪化傾向なら早めに専門家へ
「自分の症状はどのタイプ寄り?」「何をやめて何をやればいい?」が整理できるだけでも、回復は進みやすくなります。つらさを我慢し続けず、早めにご相談ください。
墨東メディカル整体院(院情報)
住所:〒130-0014 東京都墨田区亀沢3丁目12−1 菅民ビル401
電話:080-6736-2330
営業時間:全日 9:00〜21:00(不定休)
ご予約:LINEまたはお電話(完全予約制)
公式LINE:https://lin.ee/nWOFGlf
※施術中は電話に出られないことがあります。LINEでのご連絡がおすすめです。

