「腰が重くて毎朝起き上がるのがつらい」「お尻から足先にかけてビリビリとしびれる」「検査では異常なしと言われたけれど、痛みや不安は残ったまま…」。
墨田区・本所吾妻橋エリアにも、こうした慢性的な腰痛や足のしびれでお悩みの方が少なくありません。両国や錦糸町、菊川方面からも、電車や徒歩で通ってくださる方が増えてきました。
腰痛やしびれは、単なる「腰の問題」にとどまらず、姿勢の崩れ・筋肉や筋膜の疲労・神経や血流の圧迫・回復力の低下といった要素が複雑に絡み合って起きています。
このページでは、
- 腰痛・しびれが日常生活に与える影響
- 慢性症状の背景にある「姿勢」と「疲労」の関係
- 墨東メディカル整体院で行っているカウンセリングと整体の流れ
- よくあるご相談内容と事例イメージ
- 自己流ケアで気をつけたいポイントと、再発予防の考え方
などを、できるだけわかりやすくまとめました。「どこに相談していいか分からない…」と感じている方の一歩目の整理として、ご覧いただければと思います。
腰痛・しびれが日常生活に与える影響
「年齢のせい」と片付けてしまいがちな慢性症状
腰痛やお尻〜脚にかけてのしびれは、「もう歳だから」「昔から腰が弱いから」と済まされてしまうことが少なくありません。しかし実際には、
- 靴下を履くのがつらい
- 階段や電車の乗り降りが怖い
- 長く歩くと脚が重く、しびれて休みたくなる
といった形で、日常の小さな動作一つひとつに影響してきます。痛みやしびれが続くと、外出を控えたり、好きな趣味を我慢してしまったりと、心の面にも影響が出てきます。
墨田区エリアで増えているお悩みの傾向
本所吾妻橋・両国・錦糸町周辺は、オフィスワーカーと商店・工場・介護などの立ち仕事の方が混在するエリアです。ご来院される方の多くが、
- 日中は座りっぱなし、帰宅してからは家事
- 立ち仕事で一日中同じような姿勢
- 通勤電車やスマホ操作で、さらに姿勢が乱れる
という生活リズムを続けています。
こうした生活の中で、少しずつ「負荷>回復」になっている時間が積み重なり、あるとき「ぎっくり腰」「坐骨神経痛のようなしびれ」といった形で表面化することが多い印象です。
慢性的な腰痛・しびれの背景にあるもの
骨盤・背骨・姿勢バランスの乱れ
腰痛というと「腰だけの問題」と思われがちですが、実際には、
- 骨盤の前傾・後傾や左右差
- 背骨(特に腰椎・胸椎)の硬さ
- 頭の位置・猫背・反り腰・巻き肩
といった全身のバランスの乱れが関わっていることがほとんどです。
骨盤が傾いたまま固まると、その上に乗る背骨や肋骨、さらには首や頭の位置まで影響を受けます。その状態で長時間座ったり立ち続けたりすると、一部の筋肉だけが頑張り続けることになり、コリやハリ、痛みの原因となります。
筋肉・筋膜・神経・血流の関係
腰やお尻・脚には、何層にも重なる筋肉と、それらを包む筋膜、そこを走る神経や血管が存在します。
- 筋肉や筋膜が硬くなる → 神経や血管を圧迫しやすくなる
- 血流が悪くなる → 疲労物質がたまりやすく、回復が遅れる
- 回復が追いつかない → さらに筋肉が硬くなり、痛みやしびれが強くなる
という「疲労の悪循環」が起こりやすくなります。
墨東メディカル整体院では、腰やお尻だけを見て終わりではなく、筋肉・筋膜・神経・血流の流れを全体として捉え直すことを大切にしています。
よくある症状タイプとサイン
腰中心の痛みタイプ
最も多いのが、
- 長時間座っていると腰が重だるくなる
- 立ち上がる瞬間や前かがみでズキッとする
- 朝、腰が固まっていて動き始めがつらい
といった腰中心の痛みタイプです。椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が隠れていることもあるため、症状によっては整形外科での検査を優先していただきます。
お尻〜脚にかけてのしびれタイプ
次に多いのが、
- お尻の奥から太もも・ふくらはぎにかけてビリビリする
- 長く座っているとしびれが強くなる
- 歩き始めや、一定の距離を歩くと脚が重くて休みたくなる
といった、いわゆる坐骨神経痛タイプの症状です。
画像検査で明らかな異常がなかった場合でも、お尻や太ももの深い筋肉の硬さや、骨盤まわりのバランスの乱れが関わっているケースも多く見られます。
姿勢ぐずれタイプ(猫背・反り腰など)
腰痛やしびれと同時に、
- 猫背や巻き肩が気になる
- 反り腰で立っていると腰がつらい
- 首や肩のこり・頭痛もセットで出る
といった姿勢ぐずれタイプの方も多くご来院されます。
このタイプは、「腰だけ」「首だけ」と分けて考えるのではなく、姿勢全体を整えながら腰痛・しびれにアプローチすることが重要になります。
墨東メディカル整体院のカウンセリングと評価
初回90〜120分の流れ(カウンセリング+施術)
当院では、いきなりベッドに横になっていただくのではなく、初回は90〜120分のお時間をいただき、カウンセリング・検査・説明(30〜60分)と施術(60分)をセットで行います。
まずは、
- いつから・どのように痛みやしびれが出始めたか
- どんな姿勢・動きで強くなるか、どの時間帯がつらいか
- 整形外科や病院での検査結果・診断名の有無
- お仕事や家事、運動習慣、睡眠時間など生活背景
- 過去のケガ・手術歴・持病の有無
といった内容をカウンセリングで確認し、そのうえで立ち姿や歩き方、前屈・後屈などの動作チェックを行い、どの筋肉・関節・ラインに負担が集中しているかを見極めていきます。
その後、カウンセリングと検査の結果を踏まえて施術方針を説明し、実際の整体(約60分)に入っていきます。初回のうちから、「話を聞いて終わり」ではなく、実際に体の変化を一緒に確認していくことを大切にしています。
医療機関の検査結果との付き合い方
腰痛やしびれでお悩みの方の中には、
- MRIやレントゲンで「異常なし」と言われた
- 「年齢相応の変化」と言われて様子見になった
という方も少なくありません。
検査で大きな異常がない場合でも、筋肉や筋膜・姿勢・動き方の問題が残っていれば、痛みやしびれは続いてしまいます。当院では、医療機関の診断を尊重しつつ、その結果をもとに整体で何ができるのかを一緒に整理していきます。
施術方針とアプローチの実際
筋肉・筋膜・関節を総合的に整える
墨東メディカル整体院では、
- 筋膜リリース
- トリガーポイント療法
- 骨盤・背骨まわりの調整
- 姿勢・動きのパターン修正
といったアプローチを組み合わせ、「その場しのぎ」ではない根本改善を目指します。
たとえば、お尻の奥や太ももの深層にある硬さを丁寧にゆるめ、神経の通り道を広げるように調整したうえで、骨盤や背骨の動きを引き出していきます。痛みの強さに応じて刺激の強弱を調整し、怖さや不安を抱えたままの施術にならないよう配慮しています。
「疲労>回復」のバランスを戻すという視点
当院の考え方のベースにあるのは、多くの慢性症状は「疲労が回復を上回り続けている状態」から生まれているという視点です。
整体の施術でできることは、
- 固まって回復しにくくなっている筋肉・関節の状態をリセットする
- 血流を整えて、自分自身の回復力が働きやすい土台をつくる
ことです。そのうえで、日常生活の負荷をどう調整していくかを一緒に考えていくことで、再発しにくい状態を目指します。
施術中のコミュニケーションと安心感
体の声を聞きながら強さや手技を調整
施術中は、
- 「今の刺激は強すぎませんか?」
- 「このあたりにしびれが響きますか?」
- 「どの動きが一番つらいですか?」
と確認しながら、その日の体調に合わせて内容を微調整していきます。
強い刺激が必要な場面もありますが、ただ我慢してもらうのではなく、説明をしながら納得して受けていただくことを大切にしています。
理解していただきながら受けてもらう説明
「なぜこの部分を触っているのか」「この硬さが残っていると、どんな影響が出るのか」を、その場で分かりやすく説明しながら施術を進めます。
例えば、
- 「ここがお尻の奥を通る神経の近くです」
- 「この筋肉が張っていると、寝返りのたびに腰に負担がかかります」
といったように、ご自身の体の状態を一緒に確認しながら進めるスタイルです。理解が深まることで、セルフケアや普段の姿勢の意識づけにもつながりやすくなります。
変化を実感しやすいポイントと事例イメージ
「朝起きるのが楽になった」という変化
施術後によくいただくお声の一つが、
- 「朝、布団から起き上がる時の腰の重さが軽くなった」
- 「寝返りのたびに目が覚めていたのが減ってきた」
といった、朝の動き出しの変化です。
腰痛やしびれが強い方ほど、寝ている間の姿勢や、起き上がる瞬間の動きが負担になっています。整体で筋肉・関節・姿勢のバランスを整えることで、「一日が始まる瞬間」のつらさが軽くなってくる方が多くいらっしゃいます。
仕事・家事の負担が軽くなったケース
イメージしやすい例としては、
- デスクワーク中心で、夕方になると腰と脚がパンパンだった40代の方
- 買い物や掃除・洗濯で一日中動き回る50代の主婦の方
- 立ち仕事で、帰宅時には腰とふくらはぎが張り切っていたサービス業の方
などが挙げられます。
いずれのケースでも、「完全にゼロになった」というよりも、「前より動きやすい」「仕事終わりの疲れ方が違う」という変化から少しずつ広がっていくことが多い印象です。
よくある自己流ケアの落とし穴
強すぎるマッサージや無理なストレッチ
腰痛やしびれが続くと、
- 市販のマッサージ機で強く押しすぎてしまう
- 動画を見ながら、痛みを我慢してストレッチをしてしまう
といった「頑張りすぎケア」に走ってしまうことがあります。
ところが、痛みが強いタイミングで無理に伸ばしたり押したりすると、かえって筋肉を痛めたり、神経を刺激しすぎて悪化させてしまうことも。ご自身の状態に合った強さ・頻度を選ぶことが大切です。
「痛みだけを消す」対処の限界
湿布や痛み止め、ブロック注射などで一時的に痛みを抑えることは、日常生活を送るうえで必要な場面もあります。ただ、
- 痛みが引いた=原因が解決した、とは限らない
- 「楽になったから」と負担のかかる生活に戻り、再発を繰り返す
という流れになってしまうと、慢性化のスピードを早めてしまうこともあります。
当院では、こうした対処も否定するのではなく、「痛みを抑えるケア」と「原因に近づくケア」をどう組み合わせるかを一緒に考えていきます。
再発予防のためのセルフケアと生活習慣
すき間時間でできる簡単ケア
整体の効果を長持ちさせ、再発を防ぐために、次のような簡単なセルフケアをお伝えしています(状態によって内容を変えます)。
- お尻・もも裏の軽いストレッチ:イスに浅く座り、片脚を前に伸ばして上体を軽く前に倒す
- 骨盤の前後エクササイズ:背筋を伸ばして座り、骨盤を小さく前後にゆらす
- 立ち上がっての姿勢リセット:1時間に一度は立ち上がり、背伸びや肩まわしをする
どれも数十秒〜1分程度でできるものばかりです。大切なのは、「たまにまとめて」より「こまめに少しずつ」行うことです。
睡眠・冷え・疲労との付き合い方
腰痛やしびれが長引きやすい方ほど、
- 睡眠時間が足りていない
- 冷えやすい環境で過ごしている
- 休むより頑張ることを優先してしまう
といった傾向が見られます。
当院では、施術だけでなく、
- 寝具や寝る姿勢の工夫
- 腰やお尻を冷やしすぎない服装・環境
- 「休む日」を意識的に作ること
といった生活全体の調整についても、できる範囲でアドバイスしています。
腰痛・しびれのQ&A
通院ペース・期間・服装などの疑問
- Q. どのくらいのペースで通うのが良いですか?
A. 症状の強さや期間によりますが、初期は週1回前後、その後は状態を見ながら2〜3週に1回、落ち着いてきたら月1回程度のメンテナンスを提案することが多いです。 - Q. 何回で良くなりますか?
A. ぎっくり腰のような急性のものと、何年も続く慢性痛では回数も変わります。「○回で必ず完治」ではなく、「どの段階までを目標にするか」を一緒に決めていくイメージを持っていただけると良いと思います。 - Q. どんな服装で行けば良いですか?
A. 動きやすい服装が理想です。必要であればお着替えもご用意していますので、お仕事帰りでも安心してお越しください。 - Q. 整形外科と整体、どちらに行けば良いか迷っています。
A. しびれが強い・足の力が入りづらい・排尿障害を伴うなどの場合は、まず整形外科での検査を優先してください。そのうえで、姿勢や筋肉・筋膜のケアを整体で併用する、という選択肢もあります。
チェックリスト|生活習慣を振り返ってみましょう
最後に、腰痛やしびれが慢性化しやすい生活習慣をチェックしてみましょう。いくつ当てはまるか数えてみてください。
- 1日の座っている時間が合計6時間以上ある
- 立ち仕事で、同じ姿勢のまま動けないことが多い
- スマホを見るとき、顔が画面に近づいていると感じる
- 朝起きたときに腰やお尻の張りをよく感じる
- 運動やストレッチの習慣がほとんどない
- その場しのぎで湿布や市販薬に頼ることが多い
- つらくても「そのうち良くなるだろう」と我慢するクセがある
2つ以上当てはまる方は、腰や神経に負担がかかりやすい生活パターンになっている可能性があります。セルフケアと併せて、専門家に一度ご相談いただくことをおすすめします。
まとめ|「どこに相談していいか分からない」と感じている方へ
一人で抱え込む前にご相談ください
腰痛やしびれは、「とりあえず様子を見よう」と我慢している間にも、少しずつ生活の自由度を奪っていきます。
墨東メディカル整体院では、
- 姿勢や生活背景まで含めた丁寧なカウンセリング
- 筋肉・筋膜・関節・神経・血流を総合的に捉えた整体
- 再発予防のためのセルフケア・生活習慣のアドバイス
を通して、あなたの「また普通に動ける毎日」を取り戻すお手伝いをしています。
本所吾妻橋・両国・錦糸町・菊川エリアで、腰痛や足のしびれ、姿勢の乱れでお困りの方は、どうぞ一度ご相談ください。一緒に、今の状態を整理するところから始めていきましょう。

