4月より墨田区で診療再開!

墨田区で姿勢と五十肩に悩む方へ|分類と整体的アプローチをわかりやすく解説

「肩が痛くて腕が上がらない」「寝返りのたびに肩がズキッとする」「昔から猫背や巻き肩で、最近は五十肩も出てきた気がする…」。

墨田区・本所吾妻橋エリアでも、このような姿勢の乱れと五十肩(肩関節周囲炎)が重なったお悩みを抱えてご来院される方が増えています。

五十肩は、医学的には「肩関節周囲炎」と呼ばれ、40〜60代に多い肩の痛みと可動域制限が特徴とされています。一方で、猫背・巻き肩・ストレートネックといった姿勢の乱れも、肩関節や肩甲骨の動きに深く関わっています。

このページでは、

  • 姿勢の崩れと五十肩の関係
  • 五十肩(肩関節周囲炎)の基本的な分類・病期
  • 墨東メディカル整体院でのカウンセリングと整体的アプローチ
  • 日常生活で意識したい姿勢・動作・セルフケア
  • 整体でできること・医療機関に相談すべきサイン

を、できるだけ専門用語をかみ砕きながらお伝えしていきます。

目次

1. 姿勢と五十肩がセットで起こりやすい理由

1-1. 肩は「姿勢の結果」が現れやすい関節

2. 五十肩(肩関節周囲炎)とは?基本的なイメージ

2-1. 肩こりとの違いと、よくある症状

3. 五十肩の分類と進行の3ステージ

3-1. 急性期・拘縮期・回復期という流れ

3-2. 原発性・続発性など原因による分類

4. 姿勢タイプ別に見る「肩に負担がかかりやすいパターン」

4-1. 猫背・巻き肩・ストレートネックの特徴

4-2. 肩甲骨の動きが悪くなるとどうなるか

5. 墨東メディカル整体院で大切にしているカウンセリング

5-1. 姿勢・生活習慣・痛みの出方を丁寧に聞く理由

5-2. 医療機関での診断が優先されるケース

6. 整体で行う「姿勢と肩周り」を整えるアプローチ

6-1. 肩だけでなく体全体のバランスを見る

6-2. 痛みの強さや時期に合わせた配慮

7. 実際によくあるお悩みのイメージ例

7-1. デスクワーク中心で肩が上がらなくなったケース

7-2. 家事・育児・介護で肩に負担が溜まったケース

8. 日常生活で意識したい姿勢と動き方のポイント

8-1. 座り方・スマホの持ち方・呼吸のコツ

9. 五十肩セルフチェックと「要相談」のサイン

9-1. 自分でチェックしておきたい項目

10. よくある質問と通院の目安

10-1. 回数・頻度・服装などのQ&A

11. まとめ|五十肩と姿勢を「一緒に」整えていくという考え方

11-1. 我慢し続ける前に、まずは相談を

姿勢と五十肩がセットで起こりやすい理由

肩は「姿勢の結果」が現れやすい関節

肩の関節は、骨だけでガチッとはまっているわけではなく、肩甲骨・鎖骨・背骨・肋骨・筋肉・筋膜など多くの要素で支え合って動いています。

そのため、

  • 猫背で頭が前に出る
  • 巻き肩で肩甲骨が外に広がる
  • 腰や骨盤が後ろに倒れている

といった姿勢が続くと、肩だけを一生懸命動かしているつもりでも、実際には肩甲骨や胸郭の動きが止まった状態で、肩関節にばかり負担が集中しやすい状況が生まれます。

この「負担>回復」の状態が長く続くほど、肩の筋肉・腱・関節包まわりの疲労が抜けにくくなり、肩こりから五十肩のような強い痛み・可動域制限へと進行するリスクが高まっていきます。

五十肩(肩関節周囲炎)とは?基本的なイメージ

肩こりとの違いと、よくある症状

一般的に「五十肩」「四十肩」と呼ばれるものは、医学的には肩関節周囲炎と説明されることが多い状態です。

肩こりとの違いを大まかにまとめると、次のようなイメージになります。

  • 肩こり:筋肉の張り・重さ・だるさが中心。動き自体はある程度保たれていることが多い
  • 五十肩:強い痛みと、肩の可動域制限(腕が上がらない・後ろに回せないなど)が目立つ

五十肩でよく見られるのは、

  • 服の脱ぎ着がつらい
  • 髪を洗う・結ぶ動作ができない
  • エプロンのひもを結べない・ズボンの後ろポケットに手が届かない
  • 夜中にズキズキして目が覚める

といった、日常生活そのものに支障が出てくる状態です。

なお、腱板断裂・石灰沈着性腱板炎・変形性肩関節症など、似た症状を起こす病気も存在します。そのため、痛みが強い場合や急に動かなくなった場合は、まずは整形外科などでの診断が大切になります。

五十肩の分類と進行の3ステージ

急性期・拘縮期・回復期という流れ

医療機関の説明では、五十肩は大まかに「急性期」「拘縮期(凍結期)」「回復期」の3つに分けて考えられることが多いとされています。

  • 急性期:痛みが強く、特に夜間・安静時にもズキズキする。肩を少し動かすだけでも痛みが走る時期
  • 拘縮期(凍結期):痛みはやや落ち着く一方で、肩関節自体が固まり、腕が上がらない・回らない状態が目立つ時期
  • 回復期:少しずつ動きが戻り、日常動作がしやすくなってくる時期

この流れは人によって期間や経過が違い、数ヶ月〜1〜2年ほどかけて変化していくこともあります。「ある日突然、すべてが元通りになる」というより、少しずつ痛みと動きが変化していく経過とイメージしておくと良いでしょう。

原発性・続発性など原因による分類

五十肩は、大きく分けて次のように分類されることがあります。

  • 原発性(特発性)肩関節周囲炎:
    はっきりしたケガや病気がきっかけではなく、年齢や組織の変化、血流低下などが背景にあると考えられるタイプ。
  • 続発性肩関節周囲炎:
    肩のケガ・長期固定・他の肩疾患(腱板損傷など)や、全身の病気(糖尿病など)に関連して起こるタイプと説明されることがあります。

いずれの場合も、自己判断で放置し過ぎる前に、症状の強さに応じて医療機関での確認をしておくことが安心材料になります。そのうえで、姿勢や筋肉・関節の動きを整える整体をうまく併用していく、という選択肢もあります。

姿勢タイプ別に見る「肩に負担がかかりやすいパターン」

猫背・巻き肩・ストレートネックの特徴

墨東メディカル整体院でも、五十肩や肩の強い痛みでご相談いただく方の多くに、次のような姿勢のクセが見られます。

  • 猫背タイプ:背中が丸まり、頭が前に出やすい。肩甲骨が外側に広がり、肩まわりの筋肉が常に引っ張られている状態。
  • 巻き肩タイプ:肩が前に入り、胸が窮屈な姿勢。胸の筋肉が硬くなりやすく、肩甲骨の動きが制限される。
  • ストレートネックタイプ:首が前に突き出し、頭の重さを首・肩で受け止める。首こり・頭痛を伴いやすい。

これらの姿勢は、肩そのものだけでなく、肩甲骨・首・胸椎・肋骨の動きを邪魔するため、結果的に肩関節への負担が増えやすくなります。

肩甲骨の動きが悪くなるとどうなるか

本来、腕を上げるときには、

  • 肩関節(腕の骨)
  • 肩甲骨
  • 鎖骨
  • 胸椎(背骨の一部)

などが連動して動きます。

しかし、姿勢の乱れや長時間同じ姿勢が続くことで肩甲骨や胸郭の動きが固まってしまうと、肩関節だけで無理に動きを出そうとする負担が増えます。その積み重ねが、五十肩のような痛みや可動域制限の背景に関わっていると考えられます。

墨東メディカル整体院で大切にしているカウンセリング

姿勢・生活習慣・痛みの出方を丁寧に聞く理由

当院では、いきなり施術に入るのではなく、まずは初回90〜120分ほどの時間をかけてカウンセリングと検査を行います。

五十肩が疑われる場合は特に、

  • いつ頃から、どのような動きで痛みが出るのか
  • 夜間痛や安静時の痛みはどの程度か
  • 過去のケガや手術歴、持病の有無
  • デスクワーク・家事・育児・介護など、日常の負担
  • 普段の姿勢や、よくとる体勢(ソファ・寝方など)

といった点を一つずつ確認していきます。

医療機関での診断が優先されるケース

次のような場合は、整体のみで対応を続けるのではなく、まず医療機関での診断・治療が優先と考えています。

  • 突然、肩が全く動かせなくなった
  • じっとしていても耐え難い痛みが続く
  • 発熱や全身のだるさを伴う
  • 転倒・外傷など明確なきっかけがある

検査の結果、手術や注射などの治療が必要なケースもあれば、保存療法の一環として、姿勢や筋力・可動域を整えるケアを整体で併用することが選択肢となる場合もあります。

整体で行う「姿勢と肩周り」を整えるアプローチ

肩だけでなく体全体のバランスを見る

墨東メディカル整体院では、五十肩や肩の強い痛みであっても、肩だけに注目することはしません

  • 骨盤や腰椎の位置・動き
  • 胸椎や肋骨の柔軟性
  • 肩甲骨の可動域と左右差
  • 首・頭の位置(ストレートネックの有無)

などを確認しながら、必要に応じて

  • 筋肉・筋膜の調整(肩・背中・胸・腕まわり)
  • 背骨や骨盤まわりの可動域アップ
  • 呼吸のしやすい姿勢づくり

といったアプローチを組み合わせ、肩が動きやすい土台を整えることを目指します。

痛みの強さや時期に合わせた配慮

急性期に近い強い痛みがある時期は、無理に肩を動かしすぎると状態が悪化することがあります。そのため、

  • 痛みが強い方向には無理をしない
  • 比較的楽に動かせる範囲を確認しながら施術する
  • 体勢や姿勢をこまめに変え、負担を分散する

といった点に十分配慮します。

逆に、拘縮期〜回復期に近い状態では、肩甲骨や胸郭の動きを引き出しながら、少しずつ動きの範囲を広げていくような調整や、日常のセルフケアの指導が中心になることもあります。

実際によくあるお悩みのイメージ例

デスクワーク中心で肩が上がらなくなったケース

イメージとして多いのが、

  • 長年のデスクワークで猫背・巻き肩が続いている
  • 数年前から肩こりや首こりを感じていた
  • 最近、シャツを脱ぐとき・棚の上の物を取るときに強い痛みが出る

といった40〜50代の方です。

このような場合、姿勢と肩まわりの筋肉・筋膜・関節の状態を確認しつつ、仕事中にできる小さなセルフケアも含めて提案していきます。

家事・育児・介護で肩に負担が溜まったケース

もう一つ多いのが、

  • 抱っこ・おんぶ・荷物運び・掃除・料理など、腕を使う動作が多い
  • 片側ばかりで荷物を持つ・同じ向きで寝るクセがある
  • 夜間の痛みで眠りが浅く、疲労が抜けない

といった、家事や介護に追われる方のお悩みです。

こうした方の場合、肩だけでなく、腰や股関節・背中の負担も一緒にケアすることで、全体としての疲労感が変わるケースが多く見られます。

日常生活で意識したい姿勢と動き方のポイント

座り方・スマホの持ち方・呼吸のコツ

五十肩の予防・再発防止、そして整体の効果を保つために、当院では次のようなポイントをお伝えしています。(痛みが強い場合は無理のない範囲で)

  • ① 同じ姿勢を長時間続けない
    デスクワークやテレビの時間も、30〜60分に一度は立ち上がる・肩や背中を軽く動かす習慣をつけましょう。
  • ② スマホは「胸の前」で持つ意識
    膝の上でうつむくのではなく、少し腕を持ち上げて胸の前で見ることで、首・肩への負担を減らせます。
  • ③ 胸を開いて深く呼吸する時間をつくる
    1日に数回で良いので、背筋を伸ばして胸を軽く開き、ゆっくりと深呼吸をしてみましょう。肩まわりの力が抜けやすくなります。

五十肩セルフチェックと「要相談」のサイン

自分でチェックしておきたい項目

あくまで目安ですが、次のような項目にいくつも当てはまる場合、「五十肩の可能性がないか」「他の病気ではないか」を医療機関で確認しておくと安心です。

  • 腕を横から上げると、途中で強い痛みが出てそれ以上上がらない
  • エプロンの紐を後ろで結べない・背中に手が回らない
  • 夜中に肩の痛みで目が覚めることが多い
  • 数週間〜数ヶ月、同じような痛みと動きにくさが続いている

検査の結果を踏まえたうえで、「姿勢や動きの改善」を目的とした整体を併用することで、日常生活の負担軽減につながるケースもあります。

よくある質問と通院の目安

回数・頻度・服装などのQ&A

  • Q. どのくらいのペースで通えば良いですか?
    A. 痛みが強い時期は週1回、落ち着いてきたら2〜3週に1回、その後は月1回程度のメンテナンスを提案することが多いです。
  • Q. 一度で良くなりますか?
    A. 五十肩は数ヶ月〜1年以上かけて経過することもあるため、1回で完全に解決…というより、少しずつ「動きやすさ」「疲れ方」が変わっていくイメージを持っていただくと良いかと思います。
  • Q. どんな服装で行けばいいですか?
    A. 肩や背中が動かしやすい、ゆとりのある服装がおすすめです。

まとめ|五十肩と姿勢を「一緒に」整えていくという考え方

我慢し続ける前に、まずは相談を

五十肩(肩関節周囲炎)は、「年だから仕方ない」と我慢されている方がまだまだ多い印象です。しかし、

  • 姿勢や肩甲骨まわりの動きを整える
  • 日常の負担を減らす工夫を続ける
  • 必要に応じて医療機関と整体を上手に併用する

といった取り組みによって、痛みの出方・動きやすさ・不安感が変わっていくケースは少なくありません。

墨田区・本所吾妻橋、両国・錦糸町・菊川エリアで、姿勢と五十肩のお悩みを抱えている方は、どうぞ一度ご相談ください。

墨東メディカル整体院は、あなたの身体が本来持っている「回復する力」が働きやすいように、姿勢・肩まわり・生活習慣を一緒に整えていくお手伝いをさせていただきます。

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