「歩くと股関節の付け根がズキッとする」「長く座っていると太ももの付け根が重だるい」「姿勢も悪くて、このまま将来歩けなくならないか不安」。
墨田区・本所吾妻橋、両国・錦糸町エリアには、こういった姿勢と股関節まわりの不調を抱え、何とかごまかしながら日常を送っている方が少なくありません。
股関節の痛みや違和感は、「歩き方」「立ち方」「座り方」「姿勢のクセ」と深く関わっており、その多くは長年の疲労の蓄積(負荷>回復)が土台になっています。
この記事では、墨東メディカル整体院に寄せられるお悩みや実際の施術イメージをもとに、
- 股関節痛と姿勢・歩き方・座り方の関係
- なぜ不調が続いてしまうのかという背景
- 当院での検査・施術の流れと変化のイメージ
- 日常生活で気をつけたいポイントとセルフケア
を分かりやすくお伝えします。「この股関節の痛みと付き合い続けるしかないのかな」と感じている方の、小さな一歩のきっかけになれば幸いです。
姿勢と股関節痛に悩む方の第一歩
よくあるお悩みと体からのサイン
当院には、次のようなお悩みでご相談にいらっしゃる方が多くいます。
- 歩きはじめや立ち上がりで、股関節の付け根が痛む
- 長時間座っていると、太ももの付け根やお尻の横が重くなる
- 階段の上り下りで、股関節や膝に不安を感じる
- 昔から姿勢が悪く、猫背や反り腰も気になっている
- 病院では「年齢相応」や「様子を見ましょう」と言われたが不安が残る
こうした症状は、股関節そのものの問題だけでなく、姿勢や歩き方・座り方のクセが積み重なった結果として現れていることが少なくありません。
姿勢と股関節の関係を理解する
立ち方・歩き方・座り方で変わる股関節の負担
股関節は、上半身と下半身をつなぐ「要」の関節です。ここにかかる負担は、
- 立ち方(どこに重心をかけているか)
- 歩き方(歩幅・足の向き・左右のバランス)
- 座り方(浅く座るか、足を組むか、背もたれの使い方など)
によって大きく変わります。
例えば、
- いつも片側の足に体重を乗せて立つ
- 足先が外側や内側に向いたまま歩く
- 椅子に浅く座って背中を丸める or 反り返る
といったクセが続くと、股関節の片側だけに負担が集中したり、骨盤や腰椎のバランスが崩れて「股関節+腰+膝」といった広い範囲の不調につながってしまいます。
なぜ股関節痛や姿勢の乱れが生まれるのか
「負荷>回復」の状態が続くとどうなる?
墨東メディカル整体院では、多くの慢性痛や姿勢不良の土台には、
「負荷が回復を上回る状態(疲労の蓄積)」
があると考えています。
股関節まわりの場合、
- 長時間の立ちっぱなし・座りっぱなし
- 階段や坂道など、片側に偏った負荷のかかる動作
- 運動不足で筋肉量が減り、関節を守る力が弱くなる
- 睡眠不足・ストレス・冷えなどで回復力が落ちている
といった要素が重なり、筋肉や関節・筋膜・血流に少しずつ負担が溜まっていきます。
この「負荷>回復」の状態が長く続くと、
- 筋肉や筋膜のこわばり
- 股関節周囲の動きにくさ
- 骨盤の傾きやねじれ
が強くなり、やがて股関節痛や姿勢の乱れとして表に出てきます。
股関節痛の表れ方と姿勢タイプ別の特徴
姿勢タイプ別チェック(猫背・反り腰・片側重心など)
股関節痛がある方は、多くの場合「姿勢のクセ」を同時に抱えています。代表的なタイプをいくつか挙げます。
- 猫背+骨盤後傾タイプ
背中が丸まり、骨盤が後ろに倒れ気味。太ももの裏側やお尻が常に張りやすく、歩くと股関節の前側が突っ張る感覚が出やすいタイプです。 - 反り腰+骨盤前傾タイプ
腰が反り、お腹を前に突き出すような姿勢。股関節の前側に圧迫がかかりやすく、階段や立ちっぱなしで前面の痛みが出やすい傾向があります。 - 片側重心タイプ
いつも同じ足に体重を乗せて立つクセがある方。片方の股関節・膝・足首、反対側の腰や背中に負担が偏りやすくなります。 - ガニ股・内股タイプ
足先が外や内に向いたまま歩くクセ。股関節のねじれが強くなり、歩行時の荷重ラインが乱れて痛みにつながりやすいです。
ご自身がどのタイプに近いかを知ることが、股関節痛改善の第一歩になります。
墨東メディカル整体院でのチェックポイント
股関節だけを見ない「全体評価」の考え方
股関節が痛いからといって、股関節だけを揉んだり伸ばしたりしても、根本的な改善にはつながりにくいことが多くあります。
当院では、
- 立ち姿勢(頭・肩・骨盤・膝・足首の並び)
- 歩き方(歩幅・リズム・左右差・足音など)
- 座り方(骨盤の立ち具合・足の置き方・背中の丸まり)
- 股関節の可動域(曲げ伸ばし・開き・ねじり)
- 腰・骨盤・膝・足首の連動
といったポイントを一つずつ確認し、「どこに負担が偏っているのか」「どの動きで痛みが出やすいのか」を整理します。
そのうえで、股関節を楽に動かせるようにするための「全体の調整プラン」を組み立てていきます。
施術イメージ① デスクワークと股関節の重だるさ
カウンセリング〜施術〜変化までの流れ
実際によくあるケースをイメージしやすいよう、内容をアレンジしてご紹介します。(個人が特定できないよう一部変更しています)
■ご相談内容(30代・デスクワーク男性)
- 一日ほぼ座りっぱなしの仕事で、夕方になると股関節の付け根が重くなる
- 最近は、立ち上がりの一歩目で痛みを感じるようになってきた
- 姿勢も悪く、腰の張りや肩こりも気になっている
■検査で分かったこと
- 骨盤が後ろに倒れ、背中が丸まる猫背姿勢
- 股関節の曲げ伸ばしが硬く、前ももの筋肉に負担が集中
- 座るとき、片側だけに重心をかけるクセがある
■施術のポイント
- 股関節まわり(お尻・前もも・内もも)の筋肉を丁寧に緩める
- 骨盤と腰椎の動きを出し、猫背姿勢を少しずつ改善
- 座り方・椅子の高さ・足の置き方のアドバイス
数回の施術とセルフケアの実践により、「立ち上がりの一歩目がかなり楽になった」「仕事終わりの股関節の重さが減った」といった変化がみられました。
施術イメージ② 歩くと股関節が痛む40代女性のケース
歩き方と骨盤バランスを整えた結果
■ご相談内容(40代・パート勤務女性)
- 買い物や通勤で歩いていると、途中から股関節の前側が痛くなる
- 昔から少し内股気味で、写真を撮ると姿勢も気になる
- 将来的に変形性股関節症にならないか心配
■検査で分かったこと
- 足先が内側に向きやすい歩き方
- 骨盤が前傾し、軽い反り腰姿勢
- 片側の股関節に体重をかけるクセが強い
■施術とセルフケア
- 股関節まわりのねじれを整える整体
- 骨盤・背骨・足首を含めた全身のバランス調整
- 「まっすぐ踏み出す」ための簡単な歩行エクササイズ
施術を重ねることで、「長く歩いても股関節の痛みが出にくくなった」「歩幅が自然に広がった」といった変化がみられ、歩くことへの不安も少しずつ軽くなっていきました。
根本ケアとしての整体アプローチ
筋肉・関節・血流・姿勢ラインをトータルで整える
墨東メディカル整体院では、股関節痛に対して、
- 筋肉・筋膜の緊張をゆるめる
- 関節(股関節・骨盤・腰椎・膝・足首)の動きを整える
- 血流やリンパの流れを促し、疲労を抜けやすくする
- 姿勢ライン(頭〜骨盤〜股関節〜足)のバランスを整える
といったポイントをまとめてケアしていきます。
「痛いところだけ」を追いかけるのではなく、体が自分で回復しやすい状態に近づけることを重視しているのが特徴です。
施術ステップの一例
- カウンセリングシートの記入と詳しいヒアリング
- 姿勢・歩き方・座り方・股関節の動きのチェック
- 筋肉・関節・重心バランスの評価とご説明
- 股関節まわりと全身の整体施術(痛みの程度に合わせて負担の少ない方法で)
- 施術後の変化の確認(動き・痛み・軽さなど)
- 日常生活での注意点・セルフケア・通院ペースの提案
よくある自己流ケアの落とし穴
股関節や姿勢でやりがちなNG習慣
股関節痛や姿勢の不調があると、多くの方が自己流で対処しようとしますが、次のような方法には注意が必要です。
- 痛い側だけを強くストレッチし続ける
- 「開脚すれば良くなる」と無理に開きすぎる
- 痛みがあるのにウォーキングを増やしすぎる
- 片側だけに体重をかける立ち方・座り方を続ける
- 痛みを我慢して長時間の正座やあぐらをする
一時的に楽になったように感じても、負担のかかり方によっては症状が長引いたり、別の場所に痛みが出ることもあります。気になる場合は、早めに専門家に相談することをおすすめします。
歩き方・座り方で気をつけたいポイント
今日からできる簡単な工夫
整体と合わせて、日常生活の中で少しだけ意識を変えることで、股関節への負担はグッと減らせます。
■歩き方のポイント
- 足先を「ややまっすぐ前」に向けて踏み出す
- 小さすぎる歩幅・大きすぎる歩幅を避け、心地よい歩幅を探す
- 左右の足音やリズムが極端に違っていないか意識する
■座り方のポイント
- 椅子に深く腰掛け、骨盤を立てるイメージで座る
- 足を組む時間を減らし、両足裏を床につける
- 長時間同じ姿勢にならないよう、1時間に1回は立ち上がる
■共通のポイント
- 痛みが強い日は無理をせず、少し楽な方向に逃がしながら動く
- 「完璧」を目指すのではなく、「気づいたときに戻す」感覚で続ける
通院ペースとよくある質問
股関節痛・姿勢整体に関するQ&A
- Q. 股関節痛は1回で良くなりますか?
A. 症状や期間によりますが、長年のお悩みほどある程度の回数が必要になることが多いです。初回から「軽さ」や「動きやすさ」を感じる方も多くいらっしゃいます。 - Q. 変形性股関節症や臼蓋形成不全でも整体を受けられますか?
A. 症状の程度によっては医療機関での診断・治療が優先となる場合もあります。当院では、お体の状態を確認しながら、負担を減らすための調整や動かし方のアドバイスを行います。 - Q. どのくらいのペースで通うと良いですか?
A. 目安としては、つらい時期は週1回ペース、その後は2〜3週に1回、落ち着いてきたら月1回のメンテナンスをおすすめすることが多いです。 - Q. ボキボキされるのが怖いのですが…
A. 無理な力で骨を鳴らすような方法は基本的に行いません。お体の状態や不安なことは、事前に遠慮なくお伝えください。
まとめ|我慢しすぎる前に相談を
墨東メディカル整体院からのメッセージ
股関節の痛みや違和感、姿勢の崩れは、「仕事だから」「年齢だから」と我慢されやすいお悩みです。
しかし、本来の股関節は、毎日の生活を支えるためにしっかりと設計された、とても強い関節です。
- 立ち方・歩き方・座り方を少し見直す
- 整体で「負荷>回復」の状態をリセットする
- 自分の体のクセを知り、付き合い方を変えていく
こうした積み重ねで、股関節や姿勢はまだまだ変わる余地があります。
墨田区・本所吾妻橋、両国・錦糸町・菊川エリアで、股関節痛や姿勢・歩き方・座り方にお悩みの方は、どうぞ一度ご相談ください。
墨東メディカル整体院は、あなたの体が本来持っている「回復する力」がしっかり働けるよう、股関節と姿勢、日常動作を一緒に整えていくお手伝いをさせていただきます。

