「前かがみになると腰がズキっとする」「立ち上がる時に股関節の付け根がつまる感じがする」「病院で“変形が少しある”と言われてから、将来歩けなくならないか不安」。
墨田区・本所吾妻橋、両国・錦糸町エリアには、このような腰痛と股関節痛がセットになったお悩みを抱えながら、仕事や家事・趣味を何とか続けている方がたくさんいらっしゃいます。
腰と股関節は、身体を支える大きな関節どうし。負担が続くと、変形性股関節症・変形性膝関節症などの「変形性の疾患」への不安につながることも少なくありません。
この記事では、墨東メディカル整体院に寄せられたご相談イメージをもとに、
- 腰痛・股関節痛が起こる背景と生活習慣
- 変形性の疾患への不安と、整体でできるサポート
- カウンセリング・検査・施術の流れと、変化のイメージ
- 日常生活で気をつけたいポイントやセルフケア
を、できるだけ分かりやすくお伝えします。「このまま悪くなっていくのでは…」と感じている方の、最初の一歩の参考になれば幸いです。
目次
日常の違和感から始まる腰痛・股関節痛
腰と股関節が同時に悲鳴をあげるとき
「朝起きたときに腰が重い」「長く歩くと股関節の付け根がズキズキする」「最近、階段が前よりもつらい」。
こうした小さな違和感は、多くの方が最初は「疲れかな」「年齢のせいかな」と見過ごしてしまいます。
ところが、腰と股関節はお互いを支え合っているため、片方に負担がかかり続けると、もう片方にも影響が出やすくなります。
- 腰の動きが硬くなる → 股関節で余計なねじれや負担を受け止める
- 股関節の可動域が狭くなる → 腰や骨盤でかばい続ける
この悪循環が長く続くと、痛みや動きにくさだけでなく、「将来的に変形してしまうのでは?」という不安にもつながっていきます。
相談のきっかけは「このままでは将来が不安」
小さな違和感が「変形」の不安に変わるまで
ある50代の方のケースをイメージしてみてください。(実際のご相談をもとに、一部内容を変えています)
- 数年前から腰の痛みが続いている
- 最近は股関節の付け根にも痛みや引っかかりを感じる
- 病院でレントゲンを撮り、「軽い変形があるかもしれませんね」と言われた
「いまはまだ手術をする段階ではない」と説明を受けていても、
- このまま悪くなったらどうしよう
- 将来、長く歩けなくなったら困る
- 仕事や家事を続けられなくなるのでは
といった不安が頭から離れなくなる方は少なくありません。
そうした中で、「できることがあるなら、今のうちにやっておきたい」という思いから、整体院への相談を決める方も多くいらっしゃいます。
悩みの背景にある生活習慣と疲労の蓄積
日常動作が積み重なる「負荷>回復」の状態
墨東メディカル整体院では、多くの慢性腰痛や股関節痛の土台には、
「負荷が回復を上回る状態(疲労の蓄積)」
があると考えています。
例えば、次のような生活パターンは珍しくありません。
- 平日は長時間のデスクワークで座りっぱなし
- 土日はまとめて買い出しや外出で長距離を歩く
- 階段の上り下りや駅までの移動が地味にきつくなってきた
- 寝不足やストレスで、体の回復力が落ちている
こうした生活が続くと、腰や股関節まわりの筋肉・関節・筋膜・血流に負担が少しずつ溜まり、「負荷>回復」の状態が当たり前になってしまいます。
筋肉・関節・血流に起こる変化
負担が抜けきらない状態が続くと、次のような変化が起こりやすくなります。
- 筋肉や筋膜が硬くなり、伸び縮みしにくくなる
- 股関節や腰椎の動きが制限され、「かばい動作」が増える
- 血流が悪くなり、疲労物質が溜まりやすくなる
この状態が長期化すると、レントゲン上の変形があってもなくても、
- 痛みや違和感が出る
- 動きの制限が強くなる
- 常に重だるさを感じる
といった状態が日常になってしまいます。
整体でできるのは、こうした「負荷>回復」の状態を、少しずつ「回復しやすい体」の方向に戻していくことです。
変形性股関節症・変形性膝関節症への不安
レントゲンの一言に揺れる気持ち
病院でレントゲンを撮った際、
- 「関節の隙間が少し狭くなってきていますね」
- 「年齢相応の変化ですね」
- 「このまま進行すると変形性股関節症・変形性膝関節症と呼ばれる状態になることもあります」
といった説明を受け、「この言葉が頭から離れない」という方も多くいらっしゃいます。
整体は病気の診断や治療をする場所ではありませんが、
- 腰や股関節にかかる負担を減らす
- 筋肉や筋膜を整え、関節を動かしやすくする
- 日常動作のクセを見直し、関節にやさしい動き方を身につける
といった面から、「変形性の疾患への不安とどう付き合っていくか」を一緒に考えていくことはできます。
必要に応じて、医療機関での検査・診断と並行しながら整体を活用していくケースも多くあります。
墨東メディカル整体院のカウンセリングの流れ
話しやすい雰囲気で現状を整理する
初めて整体院に来るときは、誰でも少なからず緊張します。「何から話せばいいのか分からない」「どこまで話していいのか心配」と感じる方も少なくありません。
当院では、まずカウンセリングシートをご記入いただき、
- 腰痛・股関節痛がいつ頃から気になり始めたか
- どの動作で痛みや違和感が出やすいか
- 病院での検査結果や、これまでの治療歴
- お仕事や家事・趣味など、日常生活の負担
- 「将来こうなりたくない」という不安や願い
などを一つひとつ確認していきます。
腰や股関節のことだけでなく、睡眠・ストレス・運動習慣など広い意味での「疲労」の話も伺いながら、今のお身体の状態を一緒に整理していきます。
姿勢・動き・痛みを丁寧にチェック
カウンセリングが終わったら、実際の動きを見ながら状態を確認していきます。
- 立ち姿勢(頭・肩・骨盤・膝・足首の並び)
- 前屈・後屈・ひねりなど腰の動き
- 股関節の曲げ伸ばし・開き・ねじりの可動域
- 歩き方(歩幅・足の向き・左右差)
- 椅子への座り方・立ち上がり方
「どの方向で痛みが強くなるか」「どの動きが怖いのか」を共有しながら、その場で分かる範囲のことはできるだけ言葉でお伝えしていきます。
施術を組み立てるときに大切にしていること
優先順位をつけて全身から整える
腰痛・股関節痛と言っても、原因や背景は人それぞれです。
- 腰が先か、股関節が先か
- 筋肉なのか、関節の動きなのか、姿勢のクセなのか
- 仕事・家事・趣味など、どこに一番負担がかかっているのか
こうした情報を整理した上で、
- まずはどこから緩めていくのか
- どの関節の動きを優先的に出すのか
- どの程度の刺激が安心か
といった「施術の優先順位」を考えながら、全身を見ていきます。
腰だけ・股関節だけではなく、骨盤・背骨・膝・足首・足裏のバランスも含めて整えていくことで、痛みの「原因ライン」にアプローチしやすくなります。
痛みの強さと医療機関との連携について
痛みが強い場合や、
- 夜眠れないほどの痛みが続く
- 急に力が入りにくくなった
- しびれや麻痺が強く出ている
といった症状がある場合は、医療機関での診断・治療が優先となることもあります。
当院では、整体で対応できる範囲と、医療機関でのフォローが必要なケースを区別しながら、「今できる最善の選択」をご一緒に考えていきます。
施術中に一緒に確認していく体の変化
会話をしながら「楽になった動き」を探す
施術中はただ黙って行うのではなく、
- 「この向きはどうですか?」
- 「さっきより前に倒しやすいですか?」
- 「立ち上がる感じはさっきと違いますか?」
といった問いかけをしながら、少しずつ変化を確認していきます。
雑談も交えながら、「今の感覚をそのまま言ってもらえる雰囲気」を大切にすることで、強すぎる刺激になっていないか、怖さが出ていないかを常に確認しています。
腰と股関節の連動を取り戻す
腰と股関節は、歩く・立つ・しゃがむなどの動きのたびに、一緒に働いている関係です。
- 股関節が動きやすくなる → 腰の負担が減る
- 腰が安定して動く → 股関節の動きに余裕ができる
施術では、
- 股関節まわり(お尻・前もも・内もも)の筋肉・筋膜を緩める
- 骨盤と腰椎の動きを出していく
- 膝や足首の動きも整え、歩きやすさにつなげる
といったアプローチを組み合わせながら、「腰と股関節が連動して働ける状態」を目指していきます。
施術後に実感しやすい変化の一例
「立ち上がり」「歩き始め」「寝起き」が変わる
個人差はありますが、施術後によくいただくお声としては、
- 「立ち上がるときの怖さが減った」
- 「歩き始めの一歩目が軽くなった」
- 「朝起きるときの腰の重さが少し楽になった」
- 「股関節の引っかかりが前より気にならない」
といったものがあります。
もちろん、変形そのものを元に戻すことは整体だけではできませんが、「痛みの出方」「動きやすさ」「疲れ方」が変わることで、日常生活の安心感が少しずつ戻ってくる方は多くいらっしゃいます。
似たお悩みを持つ方のケース紹介
デスクワーク・立ち仕事・家事育児のケース
腰痛・股関節痛でお悩みの方の背景はさまざまですが、イメージしやすい例を挙げると、次のような方が多い印象です。(内容は一部変更しています)
- デスクワーク中心の40代男性
長時間座りっぱなしで、腰の重さが慢性化。最近は股関節の付け根にも痛みが出てきたため来院。座り方・立ち上がり方・ストレッチを見直すことで、仕事終わりのつらさが軽減。 - 立ち仕事と家事を両立する50代女性
一日中立ちっぱなしの日もあり、帰宅後に腰と股関節の痛みで座り込んでしまうことも。骨盤・股関節・膝のバランスを整えつつ、負担の少ない動き方を練習することで、週末の疲労感が変化。 - 孫と遊ぶ時間を大切にしたい60代女性
過去に「変形気味」と言われて以来、歩くのが不安に。整体とセルフケアを並行することで、「前より歩くのが怖くなくなった」との声も。
どのケースでも共通しているのは、「今の痛みを何とかしたい」という気持ちに加えて、「この先も自分の足で動き続けたい」という願いがあることです。
自宅でできる腰・股関節まわりのセルフケア
日常で意識したい3つのポイント
整体の効果を長持ちさせるために、当院では難しいトレーニングよりも「続けやすい工夫」を重視しています。ここでは、ご自宅で意識しやすいポイントを3つご紹介します。
- ① 同じ姿勢を長く続けない
デスクワークやテレビを見ているときなど、30〜60分に一度は立ち上がる・体勢を変える習慣をつけましょう。 - ② 立ち上がる前にひと呼吸おく
いきなりグッと立ち上がるのではなく、座ったまま骨盤を前後に軽く動かしてから立つことで、腰と股関節への負担を減らせます。 - ③ 歩くときに「足の親指」で地面を押す意識
足先が外・内に向きすぎないように意識しながら、足の親指で軽く地面を押すイメージで歩くと、股関節のねじれが少し減りやすくなります。
痛みが強い日は無理をせず、「気持ちいい範囲」で行うことが何より大切です。
よくある質問と通院の目安
腰痛・股関節痛・変形性疾患のQ&A
- Q. 変形性股関節症・変形性膝関節症でも整体を受けられますか?
A. 症状の程度によりますが、痛みが強い場合や急な症状の変化がある場合は、まず医療機関での診断・治療が大切です。そのうえで、負担を減らすための整体を併用される方もいらっしゃいます。 - Q. どのくらいのペースで通うと良いですか?
A. つらい時期は週1回、その後は2〜3週間に1回、落ち着いてきたら月1回のメンテナンスというペースをご提案することが多いです。お仕事やご予定に合わせて一緒に決めていきます。 - Q. 1回で良くなりますか?
A. 長年のお悩みほど、ある程度の期間が必要になることが多いです。ただ、初回から「立ち上がりが楽」「歩きやすくなった」といった変化を感じられる方もいらっしゃいます。 - Q. 強い刺激やボキボキする矯正はありますか?
A. 過度な痛みを伴う施術や、怖さが強い矯正は基本的に行いません。お身体の状態やご希望を伺いながら、安心できる範囲で調整していきます。
まとめ|未来の自分のために、今できること
我慢しすぎる前に相談してほしい理由
腰痛や股関節痛、そして変形性の疾患への不安は、つい「仕方ない」と我慢してしまいやすいお悩みです。
ですが、
- 負担を減らす工夫を早めに始めるほど、体は変化しやすい
- 姿勢・歩き方・座り方を見直すことで、痛みの出方が変わる
- 「この先も自分の足で歩き続けたい」という願いに、一歩近づける
という大きなメリットがあります。
墨田区・本所吾妻橋エリアで、腰痛・股関節痛・変形性の疾患への不安にお悩みの方は、どうぞ一度ご相談ください。
墨東メディカル整体院は、あなたの身体が本来持っている「回復する力」がしっかり働けるように、腰と股関節、そして日常生活全体を一緒に整えていくお手伝いをさせていただきます。

