4月より墨田区で診療再開!

睡眠障害の分類・症状・原因・改善方法と整体での改善効果【整体師が解説】

目次

はじめに

「最近、寝付きが悪い」「夜中に何度も目が覚める」──。
整体院に来られる患者さんからも、
このような睡眠の悩みをよく耳にします。
日本人の約5人に1人が何らかの睡眠障害に悩んでいるとも言われ、
放置すると心身の不調だけでなく生活習慣病やメンタル面のリスクも高まります。
(参考:厚生労働省研究報告
この記事では、国家資格を持つ整体師の現場経験も踏まえながら、睡眠障害の分類と症状、原因や改善のポイント、整体でできること・できないことを解説します。

睡眠障害とは?

睡眠障害は「眠れない」だけではなく、
睡眠の質・量・リズムの乱れが続くことで、
日中の活動に支障をきたす状態を指します。
実際、整体院でも
「肩こりや腰痛のせいで夜中に目が覚めてしまう」
「寝ても疲れが取れない」

という方が多く、睡眠と身体の状態は密接に関わっています。

睡眠障害の分類(ICSD-3より)

国際的な分類である ICSD-3(国際睡眠障害分類)では、睡眠障害は大きく7つに分けられます。

1. 不眠症:入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒、熟眠感欠如
2. 睡眠関連呼吸障害:睡眠時無呼吸症候群など
3. 中枢性過眠症:ナルコレプシーなど
4. 概日リズム障害:夜型・交替勤務型など
5. 睡眠時随伴症:夢遊病、レム睡眠行動障害
6. 睡眠関連運動障害:むずむず脚症候群(RLS)など
7. その他の睡眠障害
整体の現場では、①不眠症と⑥むずむず脚症候群に悩む方が比較的多い印象です。

主な症状と原因

不眠症

【症状】寝付きが悪い、中途覚醒、早朝覚醒、熟眠感がない
【原因】ストレス、生活リズムの乱れ、体のこりや痛み、睡眠に対する不安
【現場体験】デスクワークで肩首が硬くなった方が「布団に入っても体が緊張して眠れない」と訴えることが多いです。整体で筋緊張を和らげた翌日、「ぐっすり眠れた」と報告されるケースもあります。

睡眠時無呼吸症候群

【症状】いびき、無呼吸、強い日中の眠気
【原因】肥満、顎の形態、扁桃肥大などによる気道閉塞
【補足】医師の診断・CPAP治療が必要ですが、首肩の緊張をほぐすことで「呼吸が少し楽になった」と体感する方もいます。

中枢性過眠症

【症状】日中の過度な眠気、突然の睡眠発作、情動脱力発作(カタプレキシー)
【原因】覚醒維持に関わるオレキシン系の異常
【注意】整体だけでの改善は難しく、必ず医療機関での治療が必要です。

概日リズム睡眠障害

【症状】夜型で朝起きられない、シフト勤務で生活リズムが乱れる
【原因】体内時計のずれ、光刺激の不足や過剰
【現場体験】夜勤が多い看護師の患者さんが「昼間でも眠れない」と相談。施術後に「体が落ち着いて短時間でも眠りやすくなった」と話されました。

睡眠時随伴症

【症状】夢遊病、夜驚症、レム睡眠行動障害
【原因】睡眠段階の移行異常、神経疾患
【補足】医学的評価が重要ですが、リラクゼーション効果で不安の軽減を図ることは可能です。

 睡眠関連運動障害

【症状】むずむず脚症候群、周期性四肢運動障害
【原因】鉄不足、ドーパミン機能の異常
【現場体験】脚のだるさやむずむず感を訴える患者さんに、下肢のストレッチやほぐしを加えると「夜の不快感が減った」と言われたことがあります。

その他の睡眠障害

【症状】不定型なリズム障害や特殊な睡眠行動
【原因】複雑な心因性・身体的要因

睡眠障害の改善方法

睡眠衛生(セルフケア)

・就寝・起床時間を一定にする
・就寝前のスマホやカフェインを避ける
・朝の光を浴び、夜は照明を落とす
・睡眠3時間前からは食事をしないようにする
・睡眠の1時間前に入浴(体温が下がる際に睡眠に入りやすくなるので布団に入る)
・室内温度を22度前後にして脳が冷えるようにする。(衣服と布団で体を冷えないようにする。)
当院でも、まずこの「生活リズムの調整」をお願いするだけで改善した患者さんが多くいます。

認知行動療法(CBT-I)

不眠症に最も推奨される非薬物療法です。
– ベッド=睡眠のみに限定
– 睡眠時間を制限し、質を高める
– 「眠れないと困る」という思い込みを修正
多数の研究で有効性が確認されています。

医療的アプローチ

– 睡眠薬(短期的に使用)
– CPAP治療(睡眠時無呼吸症候群)
– 鉄剤や薬物治療(むずむず脚症候群)

整体で期待できる効果と限界

整体で期待できること

①筋肉の緊張を緩めて代謝を上げ、脱力しリラックスを促す
②背骨を柔らかくすることでベッドに体がなじみやすくなり寝やすくなる
③肩こり・腰痛などの痛みが減り、夜中に目が覚めにくくなる
「整体を受けたあとは眠くなる」と実感される方多数

実際に私の患者さんでも「首~背中が緩んだら夜中に起きなくなった」というケースは多いです。

整体の限界と注意点

– 睡眠時無呼吸症候群やナルコレプシーは医療が必須
– 内科的な疾患の可能性がある場合は薬と併用が必要な場合も
– 休息の時間をまず確保できないと改善は難しい場合が多い

まとめ

– 睡眠障害は7つの分類があり、原因や対策はそれぞれ異なる
– 改善には「生活習慣の見直し」「認知行動療法」「医療介入」が基本
– 整体は、筋肉の緊張を緩め、自律神経を整え、痛みを和らげることで睡眠の質をサポート可能
– 医療が必要なケースでは必ず専門医の診断を受けることが大切

整体は「肉体的な問題を解決し眠れる体を整える」
生活習慣の改善と組み合わせることで、睡眠の質を高める強い味方になります。

参考文献・参考リンク

– 厚生労働省研究報告
– 日本睡眠学会(不眠症・概日リズム障害)
– American Academy of Sleep Medicine (AASM) ICSD-3
– 国立循環器病研究センター 睡眠時無呼吸症候群
– Narcolepsy Network
– Mayo Clinic Parasomnias
– Restless Legs Syndrome Foundation
– National Sleep Foundation
– CDC Sleep Hygiene
– 厚生労働省 睡眠障害対策
– 東洋療法研究会

初回限定!体験施術キャンペーン

10月31日までに
\ご予約の方に限り/
先着10名(あと6名)

整体の初回体験施術を予約した女性

初回 じっくりカウンセリング+検査+説明+整体施術
(安心して相談や質問できるように全体で90分~120分)

2回目以降 60分(受付、施術や説明込み)

2回セットで 2,980円
(通常 1回 8,500円×2回=17,000円)

予約多数のため先着順で、

予約枠が埋まり次第終了

とさせていただきます。

※真剣にお身体と向き合いたい方の
ためのキャンペーンです。


※健康保険の取り扱いはしておりません。

ご予約の方はLINE公式アカウント、もしくはお電話で

「ホームページを見たのですが…」
とお伝えください。

墨東メディカル整体院に電話で予約する(080-6736-2330)


施術中は電話に出られませんので留守番電話にメッセージをお残しください。
LINEでのお問い合わせのほうがご連絡がつきやすいので下記を合わせてご利用ください。

墨東メディカル整体院のLINE予約ページを開く
目次